石材新聞ニュース 2021年11月5日号
1面 「現代の名工」石材業界から3名受章
厚生労働省ではこのほど様々な分野で卓越した技能を持つ150名を「現代の名工」に選出。石材業界からは石彫工の岩渕久之氏(60歳/茨城県・岩渕産業)と大島義春氏(66歳/愛知県・大島組)、石積工の佐藤達好氏(76歳/福島県・㈲山好佐藤石材店)の三名が選ばれました。
2面 シリーズ特集「148&149~このイシヤ・このイシク~Vol.⑨」
このシリーズ特集では個性的な若手石材人の取り組みにフォーカスすることで今後の石材業界に求められる姿勢をさまざまな角度から探っていきます。今回は石工と石彫家の道を歩む群馬県中之条町の齋木三男さん(齋木七郎石材本家)を取材させていただきました。
3面 イメージキャラクターに名取裕子さんの起用を決定
全国優良石材店の会では10月28日に「臨時総会」をオンラインで開催。上程された「令和4年度 共同宣伝施策に関する件」が承認され、次年度の広告イメージキャラクターとして女優の名取裕子さんの起用が決定されました。
4・5面 京都府石材業協同組合「技能コンクール」開催
京都府石材業協同組合では本年、組合創立130周年、協同組合設立50周年の節目を迎えることとなり、その記念事業として石工技能の向上などを目的に「技能コンクール」を行ないました。今回の「技能コンクール」に込めた想い、現在の組合の状況などについて澤田明広理事長にお話をうかがいました(コンクール出展作品も掲載)。
10面 杜の都の公園墓地『みやぎ霊園』を取材
今年で開設55年目を迎える宮城県仙台市の「みやぎ霊園」は継続的に造成・開発を重ねており、現在の総区画数は7000区画。同霊園では顧客目線を重視した様々な墓所・サービスを展開しており、利用者からも高い評価を得ています。今回は近年における2つの取り組みをご紹介する。
11面 「墓石工事契約等ガイドライン」活用を推進
日本石材産業協会では消費者からの信頼確保ならびに墓石業界の健全な発展に寄与するため、会員石材店における墓石販売・工事契約の指針となるガイドラインを作成。昨年6月の施行以来、このガイドラインの活用を勧めています。
12面 吉村和敏写真集『STONE 庵治石と生きる匠たち』
今年10月に吉村和敏写真集『STONE庵治石と生きる匠たち』が出版されました。この写真集は香川県・庵治産地の人と石をテーマにしたもので、庵治産地各所による協力のもと、2年以上の歳月をかけて撮影・制作されています。石材業界においても注目される、この写真集をクローズアップします。
好評連載中
6面 石造美術の基礎知識「宝塔の笠⑲」
9面 大橋理宏の「まちの石屋だからできる!」
9面 石ノ声「手軽な点描彫刻」