お知らせ

石材新聞フィード

取材を受けました①前半

先日、日本石材工業新聞に大塚の取材記事が掲載されました。こちらで紙面の様子と文章を前後半の2回に分けてご紹介いたします。1回目になります。

経営理念の実践を通してお墓文化の継承に貢献する
(株)大塚 大塚崇行社長・大塚裕基さんに聞く

埼玉県上尾市に本社を構える株式会社大塚は1938年(昭和13年)の創業以来、関東を中心に墓石の販売・施工、霊園の開発・販売・管理等で高い実績を持っている。同社では現在100ヵ所以上の取扱墓地・霊園を持ち、幅広い供養ニーズに対応しながら堅調な業績を見せている。同社の三代目大塚崇行社長(55歳)と3年前に入社したご子息・大塚裕基さん(28歳)に同社における現在の取り組みなどについてお話をうかがった。



自社工場も活かし多様なニーズに対応

― 御社は現在、埼玉県上尾市の本社と横浜にある支店とで営業展開されています。

大塚社長 弊社は今年で創業85年となります。初代の祖父・大塚裕康は技術にこだわる根っからの職人というタイプで、それを受け継いだ二代目の父・大塚順康が会社組織にして本社と工場をつくり、寺院墓地の開発・販売などに力を注いでまいりました。

そして私が入社して数年後に霊園開発へ参画する取り組みを進めていき、現在、取扱墓地・霊園は100ヵ所を超えるまでに至っています。

このところ新しい霊園を開発しにくい状況が続いている中、既存の墓地・霊園の再開発にも力を入れながら、一般墓地はもちろん、需要が高まっている樹木葬や永代供養墓などの開発・販売も進めているところです。

― 自社工場で加工できる体制も整えています。

大塚社長 当社の工場では既存墓石の手直しやクリーニング・メンテナンスのご依頼などにも対応しています。すべて外注での対応にしてしまうとコスト的なことや迅速に対応できないというデメリットも出てきます。

また当社は埼玉県のSDGsパートナー企業として登録しています。SDGsへの取り組みとして現在、廃石材を活用した商品開発も進めており、このような取り組みも自社工場があるからこそのものとなっています。



既存顧客とのご縁を大切に

―御社にお墓づくりを依頼されるお施主は、どのような経緯で決められるケースが多いでしょうか。

大塚社長 いろいろなケースがありますが、お客様アンケートを見ると、以前から当社のことを知っていたという回答も多く、店舗・チラシ・ネットなど、様々な媒体を通して情報発信していくことの大切さを感じています。

また、アンケート結果には当社営業担当者の対応を評価いただける声も多く、そのようなお客様が知り合いの方をご紹介いただけることも少なくありません。

このほかにも、当社では毎年、既存のお客様へカレンダーと小冊子をお送りしています。当社では昭和42年から顧客管理を進めており、現在までに約2万7千人の顧客データを整えています。

既存のお客様から墓石のリフォームや納骨・追加彫刻のご依頼をいただくことも多く、既存のお客様とのご縁を大切に育んでいくことも重要な取り組みだと考えています。



経営理念を行動指針に

― 墓石業界も先の見えない状況が続いています。

大塚社長 難しい状況が続いていますが、このような時こそ自社の原点となる経営理念をベースとした視点が大切だと考えています。当社の経営理念は「私たちはお墓の仕事を通して、世の中の役に立ち、社会に必要とされ、お客様に喜んでもらえる仕事をする」。

たとえ、お墓の形態やスタイルは変わったとしても、亡き方を弔う文化を残していきたいという想いがあり、そのためにも、何より世の中の役に立つ取り組みを進めていくこと。その結果として、社会に必要とされ、お客様に喜んでいただける会社になることができれば、これからも会社を持続・発展できるものと確信しています。

この経営理念は私自身の生き方にも繋がっています。これまで地元の上尾商工会議所やPTA・教育委員会、業界団体の役職なども複数お受けしてきましたが、より良い地域や業界にしていくための活動も、経営理念の実践に相通ずるものがある。自分自身の言動・行動をもって、社員に対しても、しっかりと方向性を示していきたいと考えています。


その②後半に続きます

#日本石材工業新聞 #お墓 #墓石 #石材店 #大塚 #掲載されました
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取材を受けました②後半

先日、日本石材工業新聞に大塚の取材記事が掲載されました。こちらで紙面の様子と文章を前後半の2回に分けてご紹介いたします。2回目になります。

①からの続き…

幼い頃から石屋さんが身近に

― では、裕基さんに質問です。家業へ入るまでの経歴を教えてください。

裕基さん 私が小学生の頃、一階が事務所で、2階に祖父母が住み、3階に私たち家族が住んでいました。このような環境で育ったので、幼い頃から石屋さんの仕事は身近に感じていて、社員さんも家族のような感覚で接していただけていました。自分が生まれた時から知ってくれている社員さんもいて、いま一緒に働かせていただいていることは感慨深いものがあります。

学生時代は水球をやっていまして、高校時代にはインターハイにも出場しました。大学時代にバックパッカーをはじめて、インドや東南アジア、キューバなども旅しました。昔から好奇心は強いほうだと思っています。大学卒業後、家業とは違う仕事で経験を積みたいと思い、証券会社で3年間ほど働かせていただいた後、㈱大塚へ入社。

当社では1年目に工場での加工、本社での営業霊園管理・テレアポなど一通りの業務を研修させていただきました。2年目からは横浜支店で営業職を担当し、今年からは本社に設置されたマーケティング部で営業のサポート業務などを担当させていただいています。

前職の経験を活かして

― 前職での経験で、今に活かされていることを教えてください。

裕基さん 当たり前のことでしょうが、会社で働くという経験により、社会人としての責務であったり、上司・部下の関係、社内におけるチームワークの大切さなどを、身をもって学ばせていただいたことは、貴重な財産となっています。

また、証券業と石材業とでは全く業種が異なりますが、参考にできる取り組みはたくさんあります。例えば、社内での情報共有ひとつとっても、証券会社では上司の考えや営業に役立つ情報などを共有できるシステムが整っていましたが、当社では、そのようなものがなかったため、2年ほど前から全社員が見られる情報共有サイトを立ち上げました。

そこでは毎月1回、社長・専務・部長のメッセージを発信すると共に、営業時に役立つ情報などもアップするようにしています。この取り組みを始めてから、社員さんから「会社の考えや方向性が明確になり、働きやすくなった」という声も聞かれるようになり、立ち上げて良かったなと思っています。

― 大塚社長は、このアイデアを聞いた時、どのように思いましたか?

大塚社長 はじめは「出来るかな?」と思っていたのも正直なところですが、今では、このサイトがないと業務が滞ってしまうくらいに有効活用できています。改めて、若い感覚の大切さを実感しています(笑)。

振り返って考えてみると、自分も若い頃、父に新しい取り組みの提案をすることがありましたが、その際、父の返答はほぼ全てOKでした。自分が逆の立場になってみて、父の度量の大きさを感じると共に、自分自身も、そのようにならなければと思っています。

仕事に込める想い

― 今後の目標・ビジョンを教えてください。

裕基さん 石材業の仕事はお客様から感謝の言葉をいただける、とてもやりがいのある仕事だと思います。時代の変化と共に、お墓の形態は変わっていくかもしれませんが、大切な方を弔いたいという想いは、これからも変わらないはずです。

何かと厳しい話題の多い昨今ですが、お墓の仕事を通して、お客様や地域の方々に喜ばれるような取り組みを積極的に進めていきたい。できれば、社員の皆さんと一緒に、楽しくチャレンジしていけるような会社にしていけたら良いなと思っています。

大塚社長 もちろん目の前の数字的な目標も掲げていますが、広い意味で、お墓文化の継承に貢献できる会社になることが目標です。当社では父の代から、入社式の際、新入社員に向けて「冠婚葬祭」という言葉の意味を伝えています。

この四つの文字は人の一生における大切な節目を表す言葉で、端的に申しますと、冠は成人式などの儀式を経て一人前になること。婚は一人前になって結婚すること。葬は家族や親族の葬儀をあげること。祭は親や先祖を祀ること。

私たちの仕事である「祭」は、人の一生における大きな節目をサポートさせていただく、とても重要かつ意義深い役割を担っている。このことを胸に刻んで仕事に向き合って下さいというメッセージを伝えています。

お墓の簡素化といったことも業界の課題となっていますが、社員一人ひとりがこのような使命感をもって仕事に向き合っていくことで、お客様にも、お墓を扱う者の姿勢として伝わるものがあると思います。

私も今年で56歳になりました。これからも当社経営理念の実現に向けて日々努力していくと共に、次代の㈱大塚を担う人材育成・事業継承を視野に入れた取り組みも進めていきたいと考えています。

― 本日は誠にありがとうございました。

◆㈱大塚・本社
埼玉県上尾市緑丘2-5-6
℡048-773-1234

以上、日本石材工業新聞 令和5年8月15日号より

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今日も遅めですので皆様こんにちはと挨拶させていただきます😄

本日は日本石材工業新聞に掲載されている無料POPのほうを頂き張り出ししました。

お彼岸も近くなり定期的にお参りに行かれる方もこういった張り紙を見て思い出して行かれる方もいらっしゃるので目立つところに張り出しています。

こちらはまだまだ見られている方は少なくはありますが少しでも目に止まり思い出して頂けたらと思います。

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創業50周年をお祝いして7月1日付でニュースレターを発行しました‼️
おかげさまでたくさんの方々からお祝いのお言葉やお品を頂戴し誠にありがとうございました🙏🙏🙏
また嬉しい事は重なる物で、愛読している石材新聞にも「女性の視点を活かす取り組み」の特集として掲載して頂きました🥹
お墓を通し地域の方々、お客様にご縁を頂き感謝と今後の発展に活かして参ります🙏

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#創業50周年
#ニュースレター発行
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【日本石材工業新聞様ありがとうございます】

こんにちは!安達です。
お彼岸をいかがお過ごしでしょうか?

この度、南大阪店の取り組みを日本石材工業新聞様に取り上げて頂きました。

柄(ナデ)や模様の入った原石を積極活用するという内容で、その原石をいっぱい配置した南大阪店を取材して頂きました。

もったいない、という価値観はとても重要です。使えないかな?と思う石材も、どのような価値を与えるかによっては、商品になります。

そんな意識で、日本国産石材の産地に少しでも貢献出来ればと考えています。

また、ライブカメラを使って、庵治石と大島石の丁場をリアルタイムでどこからでも見られるようにしています。

弊社の工場や展示場も繋いでおります。

墓石販売は、既に出来上がったお墓を見てもらい完成形をイメージしてもらって購入頂くのが基本です。

お墓として出来上がるまでを巻き戻すと、彫刻を施し、石を磨き、石を切り、原石から石を割ります。その元々は、大自然の中に埋まっている天然素材です。

大自然の天然素材の段階から、順を追ってご覧頂き、この山で採れる石が、さまざまな石材人の手に拠って、お墓としてあるんだね!

「ああ、石って、石工に愛されて大事にされて今、目の前にあるんだなあ」

そんなことを実感できるサロンです。

お客様はもちろん、石材店様のご見学も可能ですので、どうぞ南大阪店にお越し下さいね。

#石材店
#日本石材工業新聞
#大阪石材
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四国・香川県
庵治石専門店〜庵治ストーンフェア2023編〜

Ajinen+
自然石に少し手磨き加工をプラスした

自然石の墓石にはたくさんの問い合わせを頂きました
また、今では珍しいものとなる
庵治石の巨大水鉢も大人気でした

庵治ストーンフェア2023は
本日無事に終了致しました
多くの方にご来場頂きありがとうございました!

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四国・香川県
庵治石専門店〜庵治ストーンフェア2023編〜

弊社のブースは入口から左に
高い壁のその裏です!

まずは、
シンプルでありながら、
庵治石のダイナミックさは感じられつつ
凛とした上品な仕上がりの洋墓を展示しています!

「庵治ストーンフェア2023」は
サンメッセかがわにて
3日(土)明日まで開催中です!

台風の影響でお天気が心配ではありましたが、本日もたくさんの方にお越しいただきました!

明日は16時までです!
是非、弊社ブースまで遊びに来てください!
久しぶりにお話しませんか?

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四国・香川県
庵治石専門店〜庵治ストーンフェア2023見逃しインスタ編〜

庵治石の自然に出来た皮の
水鉢

長さ2500mmほど 巨大です

庵治石の山を見ても
皮の採れる部分が無ほぼくなり
これだけの大きな皮の水鉢は、この先
採れないと思いますので、
とても貴重です

置くだけで絵になる
会場でも大人気でした!

大きさや形、ご予算に合わせて
ご依頼頂けたら、
ご提案させていただきます

#庵治ストーンフェア2023 #庵治石#オブジェ #オンリーワン #SANUKI#自然石#水鉢#石 #日本石材工業新聞 #香川県 #うみまち商店街#建築 #設計#個性派#建築材 #庭石 #さぬきの石 #墓移転 #オンラインショップ #BUNCHIN #景観石 #石の展示会
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四国・香川県
庵治石専門店〜庵治ストーンフェア2023編〜

弊社のブースは入口から左に
高い壁のその裏です!

次は、
見比べれるブース
細目から中細目、中目まで
同じ大きさ、型の墓石を4種
石によって表情も色々
どちらもオンリーワン墓石
お好みでお選び下さい!

「庵治ストーンフェア2023」は
サンメッセかがわにて
3日(土)本日まで開催中です!

台風の影響でお天気が心配ではありましたが、昨日もたくさんの方にお越しいただきました!

本日は16時までです!
是非、弊社ブースまで遊びに来てください!

#庵治ストーンフェア2023 #庵治石#写真展 #災害 #SANUKI#庵治石#図鑑#石 #日本石材工業新聞 #香川県 #うみまち商店街#建築 #設計#洋墓#建築材 #庭石 #さぬきの石 #墓移転 #オンラインショップ #BUNCHIN #サンメッセ香川 #石の展示会
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石材新聞ニュース 2023年9月5日号

1面 11/9㈭ 10㈮「庵治石ソムリエ研修」参加者募集

 
香川県高松市・庵治産地の若手でつくる石翔会では11月9日㈭・10日㈮の二日間、庵治石販売のプロ営業マンを養成する 「庵治石ソムリエ養成制度」研修を企画。現在、小売石材店(経営者及び従業員)を対象に参加者を募集しています。

 

2~4面 特集「石あかり」物語

 
香川県・庵治産地の夏の風物詩となっている「むれ源平石あかりロード」。2005年の第1回から19年目の今回(8月26日~9月3日)までの中で、産地職人が手がける石あかり作品を通して様々なドラマが生まれている。今回の特集では石あかりロードにこれまで数多くの作品を出品してきた6名の産地職人に、印象的な石あかりの思い出について語っていただきました。

 

5面 小学生が石について学べる「岩石園」をリニューアル

 
名古屋市立呼続小学校においてこのほど、全国各地で産出される石の標本(16種類の岩石)を配置した「岩石園」がリニューアルされた。同工事の設計・施工を担当した㈲石直・鬼頭恵助社長にお話をうかがいました。
 
8面 約1万2千人が来場「第9回エンディング産業展」
 
8月29~31日の3日間、東京ビッグサイト南展示棟において終活産業に関する日本最大の専門展「第9回エンディング産業展」が開かれ、約150社(団体含む)が出展。三日間で1万2019名が来場しました。展示会場の様子をレポートしています。

 

好評連載中

 
1面 記者雑感
9面 大橋理宏のまちの石屋だからできる!
9面 石ノ声「万成石の彫刻展」

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