石材新聞ニュース 2021年1月5日号
1面 石碑に庵治石細目・外柵に紀山石を使用した見事な墓所
昨年6月、東京都八王子市の東京霊園に建立された朝倉家の墓所は石碑一式と墓誌に庵治石細目、外柵に紀山石を使用。建墓を担当したのは須藤石材㈱。外柵の玉垣も非常に凝った作りになっており、細部にもこだわった見事な墓所となっています。
2・3面 特別インタビュー2021年「石材店・墓石業界に求められる視点・取り組みとは」
ここ数年の石材市場全体の減退傾向に加え、新型コロナウイルスの影響により、2020年の石材業界も全体的に厳しさを感じるものがあった。このような中で迎えた2021年、石材店・墓石業界にはどのような視点・取り組みが求められているのだろうか。様々な業種・業界で業績向上、市場創造の実例を生み出している小阪裕司氏にお話をうかがいました。
4面~12面 年頭ご挨拶掲載
(一社)日本石材産業協会・森田浩介会長、全国石製品(協)・加登隆三理事長、(一社)全国優良石材店の会・吉田岳会長、全国建築石材工業会・矢橋達郎会長、(一社)全国石材施工協会・井比宏育理事長、安心石材店の会・中尾光善会長、全国石材業政治連盟・吉田剛会長、日本青年会議所石材部会・原真部会長、岩手県石工業連合会・瀬川賢孝会長、群馬県石材商組合・小峯隆一組合長、埼玉県石材業協会・吉岡秀一会長、石川県石材組合連合会・長谷川健史会長、福井県石材業(協)・増谷勉理事長、京都府石材業(協)・澤田明広理事長、広島県石材工業(協)・渡辺本基理事長、神奈川県石材(協)・脇山俊理事長、茨城県石材業(協)連合会・林清会長、岡崎石製品(協)連合会・大島義春会長、讃岐石材加工(協)・古市誉人代表理事、(協)庵治石振興会・太田明彦代表理事、青木石材(協)・森近泉代表理事、(一社)メモリアル事業促進協会・佐伯信雄理事長、厦門石材商会・許栄旗会長、全国石材メンテナンス協会・新田倖石会長、㈱イシフク・望月威男会長
18面 特別インタビュー「見えない裏の仕事こそ堅牢な穴太衆積の秘訣」
戦国時代にその名を全国各地に轟かせた石工集団がいた。現在の滋賀県大津市坂本・穴太地区に住んでいたことから、「穴太衆」と呼ばれた石工たち。彼らは自然石を積み上げ、堅牢な石垣をつくる「野面積」を得意とし、それは「穴太衆積」とも呼ばれてきた。この穴太衆の伝承を現代において唯一受け継ぐのが㈱粟田建設(滋賀県大津市坂本)である。 同社の15代目・粟田純徳さんにインタビューしました。
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16面 石造美術の基礎知識「宝塔の笠⑪」
17面 大橋理宏の「まちの石屋だからできる!」
17面 石ノ声「牛石と天空」