石材新聞ニュース 2022年6月5日号

1面 産地の継続・将来に向けて

「大島石」の採掘業者らで組織する大島石協同組合(愛媛県今治市/小田信喜代表理事)では重機等に使用する燃料や採石に使う機械・工具の継続的な値上げを受け、このほど「大島石」の原石単価を全体的に上げていく方向性を発表しました。

2面 3年ぶりにイベントを開催

埼玉県の石材卸問屋である原産業㈱では5月20・21日に縁日感覚の要素を盛り込んだイベント「はら祭り」を、愛知県の岡崎石工団地(協)では5月28・29日に「第23回石の掘り出し市・団吉くんまつり」を開催。両イベントともにコロナ禍の影響で3年ぶりの開催となりました。

3~5面 特集「叩き仕上げの石塔~その魅力をどう伝えるか~」

国産石材を使った国内加工の墓石提案に力を注いでいる石材店も各地に多くあり、その中には、叩き仕上げの石塔提案を積極的に進め、着実に施工実績を重ねている石材店もある。今回の特集では叩き仕上げの石塔販売で実績を重ねている石材店3社を取材させていただきました。

6面 良質材を順調に採掘「天山七山みかげ」

佐賀県唐津市の七山地区で採掘される墓石材「天山七山みかげ」は硬質で吸水率が低い石質、また青味がかった独特の色合い・目合い等が評価されており、販売エリア・実績も着実に伸ばしてきている。採掘元である㈲七山石材の丁場を取材させていただきました。

10面 石材組合・団体レポート

4月末から5月に開催された石材組合・石材業界団体の総会記事を掲載。他地域の団体・組合の取り組み、活動・事業内容などは参考になることも多く、ぜひご覧ください。

好評連載中

12面 大橋理宏の「まちの石屋だからできる!」
12面 石ノ声「忘却と記憶」