石材新聞ニュース 2022年2月25日号

1面 今年度の技能五輪へ、ぜひ出場を!

全国の若手技能者たちが腕を競い合う「技能五輪全国大会」だが、ここ数年続いている参加者数の減少を受け、来年度(令和5年度)から石工職種競技の休止が現実的となったようだ。技能五輪への出場を少しでも考えている若手石材人は休止前となる今年度(11月)の大会に、ぜひともエントリーいただきたい。

2面 伝統的な鍛冶作業を学ぶ

富山県滑川市内の石材店などで構成される滑川石材業協同組合では去る1月25日、伝統的な鍛冶作業で石工道具を再生させる研修会を行ないました。コークスに火を入れ、ノミ、セリ矢、バールなどを打ち直して焼きを入れるこの研修会には、8名の組合員全員が参加しました。

2面 小阪裕司のマーケティングング一問一答

石材店からの質問「売り上げの減少が続いています。新しい取り組みの必要性を感じていますが、何から始めていけばよいのか、悩んでいます。アドバイスをください」。

3面 石材店のための法律講座

質問「墓地の使用者が、後継者がいないために自分の死後、永代供養墓に葬ってもらうことや墓じまいをしてもらうことを希望しています。どのようにしたら、その方が亡くなられた後、第三者に永代供養墓へ遺骨を埋蔵してもらったり、墓じまいをしてもらえるでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

5面 やさと雲龍石を使い手加工で「五輪塔」を製作

茨城県産「やさとみかげ」の新ブランド「やさと雲龍石」は自然が織りなす石目模様が特徴で、貴重な天然資源である「石材を大切にする」というコンセプトも込められている。今年1月、この「やさと雲龍石」を使用して手加工(ノミ切り仕上げ)で製作された五輪塔が完成した。製作した鈴木康晶さん(栃木県・㈲精工石材店)にお話をうかがいました。

6面 創業100周年・岡崎産地の㈱犬塚石材本店

愛知県・岡崎産地の㈱犬塚石材本店(犬塚克明社長)は大正10年に創業し、今年100周年を迎えた。同社の四代目となる犬塚立起氏(取締役)に現在の取り組みや今後への想いなどについてお話をうかがいました。

12面 開催迫る!3/14に石材新聞主催オンラインセミナー開催

3月14日㈪に日本石材工業新聞社主催のオンラインセミナー「選ばれる石材店になるために、今年、外してはならない3つのこと」を開催します。12面にて内容・参加方法などを掲載しています。

好評連載中

10面 石造美術の基礎知識「宝塔の笠㉔」
石ノ声「石畳の路地」