石材業界には、まだまだ出来ることがたくさんある!
去る1月27日、日本石材工業新聞社主催「第6期 石材業界版ワクワク系マーケティング実践講座」が行なわれました。この講座は全5回となっており、今回が5回目の最終回となりました。
これまでの集大成となる今回の実践課題は、売上・来客数・顧客からの反応など、どのようなテーマでも構わず、前回講座開催日(昨年10月28日)から今回講座開催までの期間において「前年対比200%を達成する!」というもの。今回の講座では、この3ヵ月の間に、それぞれが実践してきた課題結果を報告+参加者同士で意見交換(フィードバック)しあう内容が行なわれました。
昨今、厳しい話題が多く聞かれる中ではありますが、実践結果の中には、単品売上前年比400%を達成された方や、売上を前年同期比148%にされた方、地域を巻き込んだイベントを企画し地域の方たちとの繋がり・関係性を深めた石材店、既存顧客との絆づくりで成果を上げた石材店、見込み客数を伸ばした石材店、新たな取り組み・異業種分野にチャレンジした方々などなど、さまざまな実践事例が報告され、「石材業界にはまだまだできることがたくさんある!」ということを強く実感した講座となりました。
今回の講座ではオラクルひと・しくみ研究所代表である小阪裕司氏による各実践内容への講評、これからの商いに求められる視点・考え方などのレクチャーもあり、とても充実した内容となりました。
小阪裕司氏は全都道府県から千数百社が参加するワクワク系マーケティング実践会を主宰。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発しており、それらを活用することで「二年先まで受注が埋まる住宅会社」、「全て予約で日本酒を単品前年比3200%売り切った酒店」、「客単価が業界平均4倍の寝具店」、「過疎地で廃業を考えたスーパーが過去最高の売上を達成」など、数々の成功実例を生み出しており、石材業界においても、これまでに今回の実践結果のような成果を数多く導き出しています。
日本石材工業新聞社の主催として2014年度から始まったこの講座も、今回で6期目となりました!今回も、これまで同様、参加された皆さんのさまざまな実践事例に触れると共に、下記のような前向きな声を数多くいただきました。目標に向かい実践を重ねていくことで確実に成果を生み出すことができるもの。これからも人の心に働きかけ、人の行動を変える・人の行動を生み出すさまざまな実践を継続していくことを約束しあって、閉会となりました。参加いただきました皆さま、お疲れさまでございました!(山口康二)
参加者からのアンケート回答より(抜粋してご紹介)
Q①.今日のご感想を自由にお書き下さい。
Q②.全5回を通じて自分が変化した・成長したと感じる点をお書き下さい。
Q③.講座全5回のご感想を自由にお書き下さい。
Q①.「今まで気づかなかったことから得る新鮮な思考を体感できました」/Q②.「人にフォーカス・思考的営業を行なう楽しさを得られました。与えられたものではなく自分で考えて接客ツールを作れるようになりました」/Q③.「これまで様々な営業セミナーに参加してきましたが、これほどまで血肉に響いたセミナーは初めてです。自分が大きく変わる第一歩になりました」(千葉県/石材小売業)
Q①.「自分の思考が変わったのが一番の収穫。参加してとても良かったです」/Q②.「世の中を見る視点」/Q③.「ぜひ次回も開催お願いします」(岩手県/石材小売業)
Q①.「今回が最後の講座ということで皆さんの実践もより熱いものが多く、とても充実した時間でした。小阪先生の話も聞けて、初日とは違った観点で聞けたと思います」/Q②.「成長したかはわかりませんが、受講前だったらやっていないようなことに取り組んだり、考えたりしているので、そういう意味では成長しているのかもしれません」/Q③.「今までも考えてきたつもりですが、もう一歩、踏み込んで考えられたと思います。これから先の仕事の考え方にも、とても良い一年だったと思います」(千葉県/石材小売業)
Q①.「勉強会に参加して良かったと思います。同業者の考えていること、問題点、解決方法が分かったので、同業者の方たちと勉強するのは意味があると思います」/Q②.「見込み客にハガキをだして反応があったのは本当に嬉しかったです」/Q③.「参加したことにより学びをたくさん得ることができ、参加して良かったと思います」(静岡県/石材小売業)
Q①.「災害に備えていますか、というフレーズだけで一度販売した顧客に再訪問できるというアドバイスは深く理解しました。地域の方々と接点をつくることが、この商売の肝、という思考につながりました」/Q②.「今回は前回参加した時よりも学んでいる内容の難しさを感じました。やればやるほどの深さがわかりました」/Q③.「すばらしい学びの場に感謝しています。楽しかったです」(東京都/石材関連業)
Q①.「2019年は私にとって成功です。大きな知恵を得ました」/Q②.「毎朝4時~6時までの2時間を学びの時間としています。これも仕事上の実践です」/Q③.「2019年のシメとなる講座となりました」(岩手県/石材小売業)
Q①.「皆さんそれぞれに頑張っていらっしゃるので、大いに刺激を受けました」/Q②.「定期的に実践報告をエントリーする習慣が身についたように思います」/Q③.「ワクワク系のキャリアに関係なく、どなたも自分にはない視点をお持ちなので、そこからの学びをいただきました。次回もぜひ開催をお願いします」(大阪府/石材小売業)
Q①.「実践しながら、正解はないのかもしれませんが、正しいのかどうか不安なまま、本日の発表を迎えました」/Q②.「やる気が出ました。残念ですが一回欠席してしまいました。いま考えれば非常にもったいなかったです」/Q③.「おどろいたのは決して安くはない費用をかけて社員の方を勉強会に送り出している会社が複数あること。(経営者として)学ばせていただきました」(岡山県/石材卸業)
Q①.「今日の気持ちを、これからの仕事中も忘れないようにしたいです」/Q②.「お墓を売ることに対してワクワクして営業をする気持ちをもったこと。何かを変えたいと日々思っています」/Q③.「同じような職種の方ばかりでしたので話の通りがとても良く、すぐに話をわかりあえる点など大変良かったです。今後どうワクワクしていけるのかを考えています」(岩手県/石材小売業)