石材新聞ニュース 2018年11月15日号
1面 産地の厳しい現状を訴える声「値上げ」についての議論も
青木・庵治・大島・北木など瀬戸内の石材産地組合で組織する瀬戸内海石製品卸業連合会では11月7日に会合を開き、各組合の取り組みや今後に向けての意見・情報を共有。新規建墓数全体の減少傾向に伴い、産地の厳しい状況も報告されていました。
2面 技能五輪・寳木諒さんが優勝!
全国の若手技能者たちが腕を競い合う「第56回技能五輪全国大会」が11月2日~5日の期間、沖縄県内の複数の会場で開催され、石工職種では愛知県岡崎市・石嶽石工業㈲の寳木諒さんが金賞(第一位)に輝きました。寳木さんに技能五輪に込めた想いなどについてお話をうかがいました。
3面 石材店のための法律講座
寺院からの相談です。「ある業者から、お寺の墓地の所有者(檀家)から墓じまいの依頼を受けたという手紙がきました。その手紙には、墓地の所有者から墓石の所有権を譲り受けたので、いついつまでに墓地の撤去をしますということが一方的に記載されているだけで、その後、連絡も何もありません。その業者は墓じまいの工事を勝手にできるのでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。
4面 クラウドファンディングを活用
羽黒石材工業株式会社(茨城県桜川市)の中野良一さんは昨年よりクラウドファンディングを活用した取り組みを行なっています。最初に企画したプロジェクト「無料webマンガ」に続き、現在「いのちの積み木」ファシリテーター募集のプロジェクトを展開しています。中野さんにお話をうかがいました。
5面 顧客に選ばれるモノづくりを
愛知県岡崎市に根づく約40職種の職人60名で組織する「おかざき匠の会」は平成13年の設立以来、匠の技の伝承と新たなモノづくりへの挑戦を目的に様々な活動を展開しています。昨年度から同会・会長を務める楠名康弘さん(石嶽石工業㈲)に現在の取り組みなどについてお話をうかがいました。
8・9面 内藤理恵子の墓石業界見聞録
博士(宗教思想)であり、葬送に関するコラムニストとしても知られる内藤理恵子氏に執筆いただいている人気コラム。今回は石のブランド化を推進している伊達冠石の採掘元・大蔵山スタジオ㈱を訪問し、そこで感じた筆者ならではの視点・石材市場の活性化に向けたアイデアなどについて綴っていただいています。
好評連載中
9面 小川長四郎氏「石工の一生『地震の被害・新潟県中越①』」
13面 石ノ声「おむすび」
14面 お墓相談の現場から・エンドユーザーからの声
14面 お寺活性化入門「総代さんに協力してもらうということ・後編」