石材新聞ニュース 2017年12月5日号

1面 技能五輪石工職種・金賞は住友龍介さん
全国の若手技能者たちが腕を競い合う「第55回技能五輪全国大会」が去る11月24日~27日の期間、栃木県内の複数の会場で開催されました。石工職種の競技は25~26日の2日間で行なわれ、香川県高松市・住友石材の住友龍介さんが金賞(第一位)に輝きました。

2面 石材店のための法律講座
質問「墓石業界で、他の業界にならって、公正競争規約をつくる動きがあると聞きました。公正競争規約とは何か全くわからないので、どのようなものか、また、それを作る意義などを教えてください」。弁護士の戸部秀明先生に回答いただいています。

3~5面 特集「石彫家の顔を持つ石材店」
墓石を中心とした石材店でありながらも、石彫家というもうひとつの顔を持つ石材店がある。新規の建墓数全体の減少傾向が懸念される昨今であるが、ものづくりの技術があれば仕事の幅を広げることができる。今回は2つの顔を併せ持つ石材店3社を取材し、「石」という素材を扱う石材業の可能性を探ってみました。

6面 石の色合いを科学的に識別・天山石材㈱
佐賀県唐津市の天山石材㈱では同社採掘の「天山石」の中から青みの強いものを選りすぐり、科学的データをもとに識別した超特級材を『天山石 紺碧』、特級材を『天山石 銀剛』としてブランド化しています。このほか独自の産地証明発行等も行なっており、これらの取り組みについて同社・田中義人社長にお話をうかがいました。

10面 最終回「目からウロコの楽しい石入門」
弊紙記者が生徒役となり、国士舘大学教授・乾睦子先生に石に関するさまざまな疑問をぶつけていく本企画。最終回となる今回は特別編として乾先生と研究室の皆さんの「石」に関する屋外調査に同行させていただきました。

14面 大橋理宏の「まちの石屋だからできる!」
神奈川県横須賀市の㈱大橋石材店代表・大橋理宏氏による人気コラム。今回は今年1年を振り返っていただき、改めて”まちの石屋”だからできる視点や取り組み、来年に向けた想いなどについて綴っていただいています。

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14面 これからの墓「インスタ映え」