石材新聞ニュース 2017年11月25日号

1面 建墓後の“後悔”に関して全石協が調査
全国石製品協同組合(太田明理事長)では、このほどお墓を所有している全国40代~70代以上の男女1497名を対象に「お墓を建てた後に後悔したことに関するアンケート調査」を実施。一般墓地・永代供養墓・室内墓・樹木葬における建墓後の比較結果を発表しました。

2面 見事な本小松石製五輪塔を建立
宗教法人萬徳院が経営する釈迦寺霊園(千葉県船橋市)にてこのほど同寺院の住職の墓所が完成しました。外柵を黒御影石であつらえ、五輪塔と灯籠を本小松石の小叩き仕上げで製作・建立されており、黒と白のコントラストが鮮やかな見事な墓所となっています。

3面 業界活性化に向けて・川上明広氏に聞く
今年8月のジャパンストーンショー会場にて来場者から高い注目を集めたセミナー「墓石の売れない時代にあなたは何を売りますか~石屋離れに立ち向かう為に~」の講師を務めた㈱ファイングの川上明広社長に、セミナーの内容を振り返っていただきながら、現在、同社が力を入れている取り組み、今後の展望などを語っていただきました。

4面 新連載 みんてら「第1回 社会性から考えてみる」
石材店と共に「みんなから愛される“お寺づくり”」に向けたサポート事業を行なっている㈲川本商店みんてら事業部の森口純一氏に、同事業部での実績事例等をもとに、これからの寺院・お墓・石材店の活性化に向けた視点・取り組みなどについて連載していただきます。

6面 石の魅力にあふれた江之浦測候所
神奈川県の真鶴と根府川のちょうど中間に位置する江之浦に「江之浦測候所」というランドスケープが今秋オープンしました。建築・造園の魅力あふれる同所は石が主役のランドスケープだと言っても過言ではなく、石好きなら一度は訪れてみたい場所です。

7面 日中業界の最新動向を共有
日本石材産業協会の輸入卸商部会では去る11月12日、中国・惠安崇武西沙湾假日酒店において「日中墓石交流会」を開催しました。今回の会議では中国側より福建省墓石加工業界の現状に関する調査結果が報告されており、その資料をもとに主要なポイントについてご紹介します。

8面 内藤理恵子の墓石業界見聞録
博士(宗教思想)であり、葬送に関するコラムニストとしても知られる内藤理恵子氏に執筆いただいている人気コラム。今回は千葉県富津市金谷にて開かれた「金谷 石のまちシンポジウム」にあわせて鋸山日本寺を訪れた、その取材レポートを綴っていただいています。

好評連載中
13面 石造美術の基礎知識「石燈籠の火袋20」
13面 これからの墓「名刹の終活」