石材新聞ニュース 2016年11月25日号

1面 「現代の名工」を受章
厚生労働省ではこのほど様々な分野で卓越した技能を持つ160名を「現代の名工」に選出。石材業界からは石彫工の森川正美氏(74歳/森川石材工芸㈲=兵庫県)と石積工の和田行雄氏(64歳/和田石材建設㈱=大阪府)の二名が選ばれました。

2面 小売石材店の現場から・㈱石の彩聖
墓じまいという言葉がマスメディアに取り上げられてから数年経ち、実際に墓石の解体・撤去の仕事が増えているという声は各地で耳にもします。このような中、お役目を終えた墓石を大切に扱うこと、そして、そのことを丁寧に説明していくことでお墓の大切さを伝えていくように心がけているという㈱石の彩聖(広島県福山市)・藤井和幸社長にお話をうかがいました。

2面 今年1~10月/石材輸出入通関実績発表
財務省では今年1月~10月までの石材輸出入通関実績を発表しました。これによると墓石が含まれる花崗岩「製品」輸入量は前年比10.2%減、金額は前年比21.9%減となっていました。花崗岩「製品」輸入実績における過去5年との比較、各月における前年対比、花崗岩「原石」の輸入動向、国産石材の輸出動向なども掲載しています。

3面 小売石材店レポート・㈲ダイボ石材
㈲ダイボ石材(宮崎県延岡市)の展示場は国道10号線沿いの交通量の多い好立地にありますが、特筆すべき特徴は花に彩られた庭園のようなその雰囲気で、思わず立ち寄ってみたくなる明るさがあります。自社工場のメリットも活かした同社の取り組みなどについて、大保真郷社長にお話をうかがいました。

5面 石材加工メーカーの今・㈱タキイ石材
全国の石材加工メーカーを訪問し、長年受け継がれてきた技能や技術、製品に込められた想いなどをお伝えしていく企画シリーズ。今回は茨城産地の㈱タキイ石材を訪問。同社のこだわりや仕事への姿勢などについて瀧井淳雄社長にお話をうかがいました。

7面 富山の中心部で石製品の魅力を広く発信
去る11月19・20日の2日間、富山市街の中心部にある富山グランドプラザにて8回目となる「石工まつり」が開催されました(富山県石工技能士会主催)。富山市の中心部での開催ということもあり、会場は多くの人出で賑わう中、石製品の魅力を広く発信されました。

12・13面 「ストーンアシスト2016 in Osaka」開催
日本石材産業協会では去る11月23日・24日の二日間、大阪市のツイン21MIDタワー20階において業界展示会「ストーンアシスト2016 in Osaka」を開催し、各地より二日間で合計約300名の業界関係者が来場しました。会場の様子を各ブース写真なども交えながら紹介します。

好評連載中
4面 内藤理恵子の墓石業界見聞録「大湯環状列石に学ぶ共同墓の在り方」
14面 庵治石の魅力 教えます「大丁場について」
14面 これからの墓「石のホクロ」