石材新聞ニュース 2015年12月15日号

1~4面 石材卸商社52社が回答「墓石業界市場動向調査」
弊紙・日本石材工業新聞では、墓石業界全体の現状ならびに今後の動向を探るべく、国内外の墓石製品を取り扱う日本の石材卸商社・全国115社へアンケートを依頼。52社(東日本27社/西日本25社)から回答をいただいた。同アンケートは一年間の受注傾向などをもとに回答いただくもので、一昨年より毎年末に行なっているもの。質問は全部で5項目(以下参照)。東日本、西日本の回答を分けてまとめていった。

質問①―今年1年を振り返り、御社が最も多く小売石材店に卸販売された墓石(石塔)の石種(上位3石種)を教えてください。
質問②―今年1年を振り返り、御社が最も多く小売石材店に卸販売された外柵の石種(上位3石種)を教えてください。
質問③―墓石市場全体の減退傾向が懸念されていますが、そのような中で御社が現在、力を注いでいる取り組みを具体的に教えてください。
質問④―中国との取引の中で今年大きく変わったことを教えてください。
質問⑤―小売石材店に今、望むこと、その他、業界への意見等をお聞かせください。

5面 「技能五輪」石工職種・金賞は會澤正夫さん
全国の若手技能者たちが腕を競い合う「第53回技能五輪全国大会」が去る12月4~7日、千葉県の幕張メッセを主会場とする全13会場で開催された。石工職種の競技は5~6日の2日間行なわれ、各地より10名の若手石工が参加。競技の結果、愛知県岡崎市・石嶽石工業㈲の會澤正夫さんが金賞(第一位)に輝いた。

6面 丁場リポート「徳山みかげ」
全国の石材産地を巡り現在の状況などをリポートする企画シリーズ。今回は山口県周南市(旧徳山市)の沖合に浮かぶ黒髪島で産出される「徳山みかげ」の採掘場を見学させていただき、現在の丁場状況や最近の使用実績などについてお話をうかがった。

9面 ゆるキャラ「やはたいぬ」石像、展示場のシンボルに!
山梨県甲斐市の甲斐北原石材店(代表=北原一元氏)では同市のゆるキャラ「やはたいぬ」の石像(高さ60㎝×幅45㎝)を製作、展示場に設置し、同店前を通る人たちの心を和ませている。同社の実績や取り組みなども含めて話をうかがった。

好評連載中
13面 石彫家に聞く「石の魅力」とは?
13面 石造美術の基礎知識「円形の塔身29」
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14面 お墓相談の現場から・エンドユーザーからの声
14面 お寺活性化入門「既存檀家対象の永代供養墓が増えている」

※次号12月25日号は休刊となります。1月5日号より平常どおり発行しますので何卒よろしくお願いします。本年も1年間ありがとうございました。