石材新聞ニュース　2015年12月5日号

1面　永田寛氏（愛知）が旭日双光章、出口昭氏（石川）が現代の名工を受章
平成27年度の「秋の叙勲」において愛知県岡崎市の永田寛氏（㈱永田石材問屋）が旭日双光章を受章したほか、様々な分野で卓越した技能を持つ「現代の名工」に石川県金沢市の出口昭氏（㈱出口石材）が選ばれた。

２．３面　2015年を振り返る
平成27年は果たしてどんな年だったのか？首都圏の霊園情報誌『霊園ガイド』や石材・墓石関連出版を手がける㈱六月書房の酒本幸祐氏に今年の首都圏の墓石業界動向を寄稿いただいたほか、弊紙での連載も好評な「お寺活性化入門」の薄井秀夫氏、「お墓相談の現場から」の寺田良平氏の両氏にお話を伺い、お寺事情やお墓に関するエンドユーザーの傾向などについて、今年の1年を振り返ってもらった。

６面　2015年1月～10月石材輸出入通関実績発表
財務省では今年１月～10月までの石材輸出入通関実績を発表した。これによると墓石が含まれる花崗岩「製品」輸入量は合計45万3962トンで前年比19.6％減、その中で圧倒的多数を占める中国からの花崗岩「製品」輸入量は44万1569トンで前年比20％減となっている。

７面　お客様の不安を取り除く
新潟市南区の㈲森忠石材店は創業が明治末の石材店で、これまでに新潟市内外に墓石・鳥居・狛犬など多数の石造物を製作・施工してきた実績を持つ。同社の取り組みなどについて、五代目となる森澤達矢社長に話をうかがった。　

９面　我以外すべて師なり
今年７月にリニューアルした高松自動車道の津田の松原サービスエリアに庵治産地を代表する石彫家の一人、森岡量基氏が考案・制作したユニーク地蔵シリーズの「うどん地蔵」が設置されている。同石彫の取材を機に、森岡氏に石に込める想い等について話をうかがった。

14面　石材店のための法律講座
質問「当社は採石業者ですが、当社が採石権を有している採石場（甲土地）の隣接地の地権者Ａから新たに採石権の設定を受け、隣接地（乙土地）でも採石を開始しました。ところが、Ａが破産するに至り、裁判所から選任された管財人が乙土地をＢに売却してしまいました。当社はＢから乙土地での採石と土地使用の中止を求められていますが、応じなければいけませんか？」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

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