石材新聞ニュース 2015年11月25日号

1面 「墓じまい」に関する定義を発信
経済産業省の認可団体である全国石製品協同組合(代表理事=太田明氏)では近年話題となっている「墓じまい」について一定の定義づけがなされていなかったことから、エンドユーザーの誤解を招く認識がなされていたことを懸念し、このほど「墓じまい」に関する全石協としての見解を取りまとめ、同組合の公式見解としてマスメディア等へ発表(プレスリリース)した。

2~7面 特集「岡崎の石彫刻」
先行き不透明な業界状況が続く中、墓石以外の石彫刻の分野等はどのようになっているのか?各地を取材する中で、そのような声を聞くことも多いが、本当に良いものをつくり続けている方たちは今もユーザーからの受注に対応すべく、石を彫り続けている。今回は石都・岡崎で彫刻を生業にしている石材店を12軒(小林石仏や、清倉石像彫刻、巽彫刻、長岡和慶仏所、石田観仙、中澤石材彫刻店、小野石材店、㈲磯貝彫刻、石彫の戸松、戸松(幹)石材店、上新石材店、おうる工房)ピックアップした。それぞれがどのような想いで石に向き合っているのか。制作上のこだわりなどと共に、その人となりを含めてご紹介していきたい。

8面 半年間で6回の展示会に出展/㈱冲セキ
㈱冲セキ(神奈川県川崎市)は今年10月~来年3月にかけての半年間で行なわれる展示会・イベントにおいて計6回のブース出展をするなど、精力的にPR活動を行なっている。同社・緑間浩市社長に現在注力している取り組みや今後の展開などについて話を聞いた。

9面 丁場リポート「北木石」
全国の石材産地を巡り現在の状況などをリポートする企画シリーズ。今回は岡山県・北木島で産出される『北木石』の丁場をリポート。採掘元の鶴田石材㈱・鶴田康範社長、工場管理者である関谷正史氏に北木石への想いや現在の取り組みなどを取材させていただいた。

14・15面 石を活かす多彩な提案/伊マルモマック
イタリアのヴェローナ市において去る9月30日から10月3日までの四日間、今年で50回目を迎えた国際石材産業展示会「マルモマック」が開催された。石を活かす多彩な提案が会場各所で行なわれており、会場スナップなどを通してその一端をご紹介する。

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