石材新聞ニュース 2014年11月15日号
1面 黄綬褒章を受章/田中常一氏(埼玉)・原田 一男氏(愛知)
政府は11月2日付で、平成26年度の「秋の褒章」受章者を発表した。この中で石材業界(厚生労働省の関連)からは、埼玉県越谷市の石彫工・田中常一氏(田河家石材㈲/64歳)と愛知県岡崎市の石彫工・原田一男氏(㈾石松石材商会/68歳)の二名が黄綬褒章に選ばれた。
1面 楠名氏(40)・谷本氏(38)が「現代の名工」に
様々な分野で卓越した技能を持つ「現代の名工」に今年度、石材業界からは愛知県岡崎市の石彫工・楠名康弘氏(石嶽石工業㈲/40歳)と、三重県名張市の石彫工・谷本雅一氏(㈱谷本石材/38歳)の二名が選ばれた。
5面 建墓物語「正面に置いた墓誌が一番のこだわり」
お墓を作ることは一生に一度の大事業。それぞれの建墓実例には様々なエピソードがあり、石材店にとっても深い学びが込められている。今回の建墓物語は、静岡県沼津市の霊園『メモリアルパーク 花の郷墓苑 あしたか』に、お母様のお墓をつくると同時に先祖代々のお墓も改葬された、古郡忠さん、由里子さんご夫婦の物語を紹介する。改葬にいたった経緯やお墓へのこだわりなどを伺った。
8面 120年の仕事・信用が評価に
岩手県奥州市水沢区に本社・展示場を有する㈱小野忠石材店(小野寺忠榮社長)は今年で創業121年という老舗石材店。「真心を込め、祈りの心を、石で形にする」を経営理念とし、字彫りには筆圧まで丁寧に表現するなど、一つ一つの仕事に対する姿勢が評価され、今も口コミ・紹介を中心に堅調な業績を見せている。
12・13面 黒龍江省・石材産地レポート①
中国・福建省を中心とした丁場は、ここ一〜二年で閉鎖され、中国産原石の供給は難しくなるだろうといわれている。そんな中で、長い実績もあり、現在なお新しい丁場開発の可能性の高いのが中国東北部の黒龍江省。8月上旬に、この黒龍江省を訪れた六月書房代表・酒本幸祐氏による石材産地レポートをご紹介する。
好評連載中!
2面 石のこと先生おしえて!「石の中にツブツブがあるのは何?」
3面 石材新聞記者が聞く!石材の基礎知識「石とは硬いスポンジである(後編)」
15面 亀川洋の石日記「石彫家に聞く『石の魅力』とは?」
15面 石造美術の基礎知識「方形の塔身⑤」
15面 これからの墓「浦安市の墓地」
16面 お墓の歴史と現代社会「寺請と檀家制度(その2)」
16面 お墓相談の現場から「エンドユーザーの声」