石材新聞ニュース 2014年8月25日号

1面 来年2月20日~23日/第28回技能グランプリ
来年2月20日~23日まで「第28回技能グランプリ」が開催される。この技能グランプリは技能五輪が23歳以下の青年技能者を対象としているのに対し、熟練技能者を対象とした「技能の日本一」を競う大会。高度な石工技能がぶつかり合う、業界注目の大会でもある。参加希望者は各都道府県の職業能力開発協会または都道府県技能士会までお問い合わせを。

2面 親・子・孫三代現役の石材店
静岡県富士宮市大中里の㈱幡野石材店(幡野熊次社長)では、幡野社長の父、社長、子息の三人が現役で石材業を営んでおり、墓石を中心に鳥居・彫刻品の製作・施工など、石に関する幅広い仕事を展開している。幡野社長に現在の取り組みなどについて話をうかがった。

3面 彫刻技術を活かし幅広い受注に対応
輸入製品の割合の高い石材業界ではあるが、全国各地には今も石材加工技術を活かしている小売石材店は少なくない。島根県雲南市の大島石材店もその一つ。同社代表の大島秀樹氏は高校卒業後に愛知県・岡崎産地の㈲石田彫刻にて4年間、石の叩き方などの指導を受け、帰郷後も様々な石彫刻を制作・設置してきている。

4面 全ての社員がプレーヤー
鳥取市南吉方の㈲石野石材工業所は初代がおよそ400年前の岡山藩・池田公のお国替えにより「池田公の御用石工」として随行してきたという由緒ある石材店だが、長い歴史にあぐらをかかず、「適者生存」を経営理念に、新しい取り組みも積極的に展開してきている。

7・8面 中国など石材生産地の「今」を業界に発信
日本石材産業協会に加入する輸入卸商社129社で構成される輸入卸商部会では、中国をはじめとする生産地の情報を広く業界へ発信している。今号では年次大会2014で行われたワークショップ「徹底討論!今後どこでつくる?中国?」の内容、さらに部会メンバーに聞いたアンケート結果をご紹介する。

好評連載中!
12面 亀川洋の石日記「石彫家に聞く彫刻の魅力とは?Vol.6」
12面 接客のかたち「動くものに目が留まり、誘われる」 
13面 保子のどさんこ日記「最終回」
13面 丁場レポート「いただきますを考えてみました」
14面 石造美術の基礎知識「竿④ 無縫塔」
14面 これからの墓「広がる樹林墓地」
15面 お墓相談の現場から「エンドユーザーの声Vol.8」
15面 お墓の歴史と現代社会「古代・中世の墓地」