石材新聞ニュース 2014年6月5日号

全国の石あかり募集中/6月20日㈮まで…1面
「むれ源平 石あかりロード」が今年も来る8月9日~9月21日まで開催される。この事業を企画・運営する「むれ源平 石あかりロード実行委員会」では現在ロード上に展示する「石あかり」を全国各地から募集している。出展作品は2万部配布予定の石あかりロードマップに掲載されるほか、販売もOK(出展料は無料)。

2~5面 特集「エンドユーザーとの接点づくり」
営業や宣伝以外でエンドユーザーとの接点をどれだけ広く深く持つことができるかは、小売石材店にとって非常に重要なポイントだと思われる。場合によっては、エンドユーザーとの絆づくりによる間接的なPR活動のほうが、直接的な宣伝活動よりも効果的なこともあるようだ。今回はエンドユーザーとの縁を結ぶために独自の取り組みをしている石材店4社(㈲佐野石材/静岡県、㈱塚越石材工業/茨城県、中島石材店/石川県、㈱石の晃和/長野県)を取材した。

6・7面 特別鼎談「石・素材を見つめ直す」
石に携わっている業界人でありながら、実は石という素材について「あまりよく知らない」といった声も耳にする。そこで今回は特別企画として、石材について幅広い知見を持つ理学博士・技術士(応用理学部門)の服部仁氏、鹿島建設㈱技術研究所専任役であり博士(工学)の中山實氏、多くの石材ケア・メンテナンスの実績を持つ新田倖石氏の三氏に集まっていただき、石材特有の性質、取扱いの注意点などについて鼎談していただいた。ここで挙げられた様々な知識・情報・ヒントを、ぜひ各石材店の現場で役立てていただきたい。

8面 建墓全体の9割を自社加工の墓石で
新潟市上大川前通7番町で石材業を営む㈱石六石材店(倉田征雄社長)は、創業が安政2年という八代・160年続く老舗石材店。同社では、これまでの実績、石の性質などをもとに、出来る限り国産石材を使うメリットを顧客に説明しているとのことで、現在も同社での建立する墓石の9割は国産石材を使用。すべて新潟市内にある自社工場で加工しているという。

16面 石材店のための法律講座
質問「当社は石材の加工卸業者ですが、先日、小売店から当社が加工し出荷した石製品が、水を吸ったことで色が変わり、変色したまま残ってしまったというクレームが入りました。これまでに、このような例はなく、おかしいと思って問いただしてみると、小売店が強力な薬剤を使用して石製品を洗ったことから変色をしたようです。このような場合、当社は法的責任を負わなければならないのでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

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