石材新聞ニュース 2014年5月15日号

1面 1~3月/前年比量14.6%増、金額38.6%増
財務省ではこのほど2014年3月までの輸出入通関実績を発表した。これによると今年1~3月までの花崗岩「製品(墓石を含む)」輸入量の合計は18万675トンで前年比14.6%増、金額の合計は215億2943万9千円で前年比38.6%増となっていた。

2~5面 特集「手書き文字へのこだわり」
石が墓となるために、墓石に文字を刻むことは非常に重要な役割を担っている。石材製品の多くが海外で生産されるようになって久しいが、字彫りの工程はまだまだ日本国内で行っているところが多い。墓石専用の文字彫刻ソフトもかなりの普及を見せている昨今にあって、手書きの筆文字にこだわりを持つ石材店もある。今回はそうした石材店(小売店)3社に取材し、こだわりの理由などについて聞いた。

7面 6月14日・15日「庵治ストーンフェア2014」
業界最大級の石材総合展示会「庵治ストーンフェア」が来る6月14・15日の二日間、香川県高松市のサンメッセ香川で開催される。同フェアは業界のトレードフェアとしても定着しており、毎回、“石のプロ”がこぞって来場する。今回の展示企画などをご紹介する。

10面 杭谷一東氏・出身地で彫刻展を開催
イタリアと日本を行き来して石彫作品を制作している広島県世羅郡世羅町出身の環境彫刻家・杭谷一東氏は、このほど自身の出身地である世羅町において、「杭谷一東彫刻展・INORI(祈り)」を開催。各地より“杭谷ファン”多数が詰めかけ、成功裏に終了した。

14面 イタリア・石職人シリーズVol.7
今回は北イタリア・ヴェローナ市から15km程郊外のゼビオ町にあるアンティーク石材専門のオリンピア社を訪ねた。同社は1750年から続いているという老舗石材工房で、主に手作りのアンティーク石彫製品を専門に作っている。

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15面 石造美術の基礎知識「近江文様・対向孔雀」
15面 これからの墓「菓子箱と石見本」
16面 お墓の歴史と現代社会「土井ヶ浜遺跡にみる渡来人の想い」
16面 お墓相談の現場から・エンドユーザーの声