石材新聞ニュース 2012年11月25日号

11月25日号の主な掲載内容

1面 岩崎孝氏・須田益在氏が黄綬褒章を受章
政府は11月2日付で、平成24年度の「秋の褒章」受章者712人と24団体を発表したが、石材業界からは、北海道日高郡の石彫工・岩崎孝氏(75)と島根県松江市の石彫工・須田益在氏(72)の2名が黄綬褒章に選ばれ受章。その表彰伝達式が、11月13日午前11から、厚生労働省の講堂で開かれた。

2面 お墓に入る人が喜ぶようなお墓を
福井県越前市の宝木石材㈲では「お墓に入る人が喜ぶようなお墓を作りたい」とのコンセプトで石材店を経営。仕事のほとんどを口コミによる紹介で受注、顧客満足も非常に高いようだ。産業フェア等に出展するなど積極的な取り組みを見せている同社を取材した。

3面 日本の石+自社加工 こだわりの小売店
新潟県三条市の高橋石材店(高橋市雄代表)は「受注する墓石のほとんどが日本の石+自社加工」という。同店の工場では門型切削機・門型走行研磨機・コーピングマシン・手動研磨機・門型穴あけ機をフル稼働させており、この光景には記者自身も驚かされた。

10面 世界遺産の石窟寺院群など研修
お墓の指導・講演等を行っている仏教墓塔研究会本部では去る10月13日~18日までインド西部のムンバイを基点にサンチーの仏塔をはじめ、世界遺産のアジャンタ仏教石窟寺院群、エローラ石窟寺院群などを巡る研修ツアーを実施。福原堂礎会長の紀行文を紹介する。

13面 W杯の感動を忘れない・サッカーを楽しむ親子像
新潟市中央区清五郎にある東北電力ビッグスワン敷地内にこのほど、「サッカーを楽しむ親子像」が完成、去る10月29日に除幕式を行った。この像は日本と韓国が共催した2002年サッカーワールドカップ(W杯)開催から10年になるのを記念して建立されたもの。

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