石材新聞ニュース 2012年9月15日号

9月15日号の主な掲載内容

1面 10月13日・14日/今治の中世石造物を探るシンポジウム・見学会
国産銘石のひとつ「大島石」の産地として知られる愛媛県今治市は、国重要文化財20点が現存するなど、鎌倉から南北朝時代に制作された優れた中世石造物の集積地としても広く知られている。この石造文化財の魅力を掘り起こし、観光資源として活用しようと、今年5月に今治市民有志が設立したのが「しまなみ石文化研究会」。現在、石造物の調査やPR活動に取組んでいるが、その一環として来る10月13日・14日の二日間、「イマバリ・ストーン・ルネサンス」と題するシンポジウムと現地見学会を企画している。

2~4面 マンスリー特集「石材店のイベント」
「石材店=敷居が高くて店舗に立ち寄りにくい」というイメージもあるようだが、より身近な存在として知ってもらうためにイベントを仕掛けている石材店も少なくない。今回は特徴のあるイベントを行っている3社(㈱青山石工房、㈲やまにし、㈱大橋石材店)を取材し、それぞれの目的や成果について聞いた。

5面 対談・こうすれば業界は元気になる!Vol.3
消費者の価値観、ライフスタイルが変化する中、石材業界全体に何が求められているのか。今後の業界の方向性、活性化策について探るべく、(社)日本石材産業協会・射場一之会長と様々な業種・業界で業績向上、市場創造の実践に携わってきた小阪裕司氏(オラクルひと・しくみ研究所代表・博士(情報学))の対談シリーズ第3弾。

13面 ゆるキャラ・石像“ひこにゃん”好評
滋賀県彦根市の石半・伊藤石材店(伊藤岳夫代表)では今から5年前の「国宝・彦根城築城400年祭」に合わせて同市が指定したゆるキャラ“ひこにゃん”の石像を製作。店頭に展示したところ、これが大ヒット、町行く通行人に好評を得ているようだ。

全国各地で「秋の展示会」目白押し!
今号で紹介している展示会告知掲載面…河田商会㈱(岡山県/10月12日・13日)7面、孔雀㈱(岡山県/10月12日・13日)7面、いずみ産業㈱(茨城県/10月5日・6日)9面、原産業㈱(埼玉県/10月3日、4日)10面、㈲ストーン・イマイ(茨城県/10月5日・6日)11面

好評連載中
14面 丁場レポート「あれから1年半」
14面 お寺活性化入門「ホームページには何を掲載すればいいのか?④」
15面 晴彫雨読『日本石材工芸史』
15面 亀川洋の石日記「石空間展7」
15面 心あたたまる接客のかたち「お客様にもスタッフにもわかりやすいポップ」
16面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話122」
16面 これからの墓「BARと石」