石材新聞ニュース 2012年1月25日号

1月25日号の主な掲載内容

1面 コンクリの放射能問題で経済産業省が現状を説明
福島県二本松市の新築マンションに放射性物質に汚染されたというコンクリート材が使われていた問題が報じられる中、去る1月24日、経済産業省で建築資材にかかわる業界団体を対象に説明会が開かれ、一般社団法人日本石材産業協会も招かれた。

2面 石材に対する放射能・水で洗い流せば問題ない
福島県二本松市の新築マンションに放射性物質に汚染されたというコンクリート材が使われていた問題で、コンクリの原料になった砕石の存在が大きくクローズアップされている。放射能について深い見識を持つ服部仁氏(技術士/応用理学部門)に改めて石材に対する放射能の影響等について聞いた。

4面 浮金石の石塔で震災復興支援
愛知県名古屋市内の霊園にこのほど浮金石(福島県産)で製作された墓石が建立された。このお施主は“孫の代まで100年以上もつメンテナンスのいらないお墓”をコンセプトに製作を依頼。5年越しに完成したという墓石建立までのエピソードをご紹介する。

7面 品質第一の『吉祥石』
硬質で磨き上げた時の色艶が美しく、江戸時代より石都・岡崎産地の石工に愛用され続けている『吉祥石』。現在、採掘状況も順調で、良質な材料が安定して出ているという。採掘元のストーン吉祥㈲(加藤勇治社長)を訪れ、丁場の現状や石に込める想い等について聞いた。

14面 新コラム「石屋として」「丁場のおかみブログ」
今号より、山形県・墓地景観創造研究会メンバーの方々に交代で執筆いただく「石屋として~地域密着だからできること~」、愛知県・足助みかげ石の丁場で働いている嶺澤石材㈲・嶺澤昭子さんによる「丁場のおかみブログ」という2つのコラムがスタート!ぜひご覧ください。

好評連載中
2面 丁場レポート「放射能汚染コンクリート問題に思う」
3面 石材店のための法律講座
6面 お寺活性化入門「ホームページの得意分野」
14面 心あたたまる接客のかたち「柔軟な発想でチャレンジしよう」
15面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話101」
15面 これからの墓「中国の春節」