石材新聞ニュース 2012年1月15日号

1月15日号の主な掲載内容

1面 4月より墓埋法一部改正
本年4月より「墓地、埋葬等に関する法律」の一部が改正されることになっている。改正内容は、これまで都道府県知事の権限とされていた墓地、納骨堂および火葬場にかかわる経営許可ならびに、変更許可及び廃止許可の権限が、すべての市の市長(および特別区の区長)に委譲される点。これにより、例えば東京都がこれまで墓地や納骨堂の経営の許可の権限を持っていたが、4月以降は練馬区や三鷹市などの区や市が権限を持つことになる。

2・3面 マンスリー特集「小売石材店にとっての技術」
石製品の製造過程の多くが中国をはじめとする海外に移ってから久しいが、今も石の技術を大切にし、それを活かしている小売石材店も健在である。今回は埼玉県の小売石材店3社を取材し、現場で技術がどのように活かされているか、また、それぞれの経営姿勢と「技術」の関係について探ってみた。

4・5面 「太陽の船」発掘復原プロジェクトに日本人石工参加
エジプト・クフ王の「第2の太陽の船」の発掘復原プロジェクトが昨年6月より本格的に進められている。世界から注目されるこのプロジェクトに、日本から二人の石工(戸田勝氏、河原正純氏)が参加。両氏がエジプトで取組んできた内容についてご紹介する。

6面 創業40周年記念「感謝の集い」
石材卸加工メーカー・鳴本石材㈱(鳴本哲矢社長・岡山県笠岡市)では去る12月23日、広島県福山市の福山ニューキャッスルホテルで、創業40周年記念「感謝の集い」を開催。来賓・取引先・業界関係者ら約260名が出席し、盛大に執り行われた。

7面 顧客との対話を重視、地域密着を追求
熊本市孫代町に本社を有する(有)石彫田尻では、独自の三つの特徴的な技術を最大限に活用、「お客様とのコミュニケーションを大切にしながら、一つずつお墓を作り上げてゆく手法で事業展開している」という。同社の取り組み・経営姿勢などについて田尻晋哉社長に聞いた。

好評連載中
12面 塩田結のお墓大好き日記「いろいろ描きます。」
12面 瀬戸内石工のこころ見聞記
15面 亀川洋の石日記「豊田晴彦展」
15面 町の石屋のひとり言「IT社会、失ってはいけないモノづくり」
16面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話100」
16面 これからの墓「奇才の戒名」