石材新聞ニュース 2012年1月5日号

1月5日号の主な掲載内容

1面 列島十三重の塔(第20回岡崎ストーンフェアより)
昨年10月22日・23日に開催された第20回岡崎ストーンフェアで披露された列島十三重の塔。北は秋田から南は佐賀まで11県で採掘される17石種を使い、岡崎の石職人が制作した高さ一丈二尺の作品。全てのパーツが異なる産地の石で作られているという話題性と共に、日本の優れた「石+技術」を伝承していこうという産地の想いを感じさせる作品として、来場者からも高い関心が寄せられていた。石材業界も混沌とした状況が続いているが、自分たちの特徴や持ち味を活かすことで、まだまだ実現できることは多くあるはず。「列島十三重の塔」のように新たなチャレンジが求められているのではないだろうか。本年は弊紙にとっても、挑戦の一年にしていきたい。

2面~10面 新年ご挨拶掲載
(社)日本石材産業協会・井口健二会長、(社)全国優良石材店の会・吉田剛会長全国石製品工業(協)連合会・中野隆司会長、全国石材技能士会・小川長四郎会長、全日本石材振興会・岡村浩会長、全国建築石材工業会・大塚英太郎会長、日本青年会議所石材部会・中村卓史部会長、アイエスグループ・並木茂氏、全国石材メンテナンス協会・新田倖石会長、秋田県石材研究会・吉田政重会長、埼玉県石材業協会・鷲巣武志会長、福井県石材業(協)・水間久一理事長、京都府石材業(協)・佐藤幸男理事長、滋賀県石材組合連合会・中村孝蔵会長、㈱イシフク・望月威男会長、福島県石材事業(協)・中原貞一理事長、茨城県石材業(協)連合会・堀政美会長、岐阜県花崗岩販売(協)・磯部聖治代表理事、岡崎石製品(協)連合会・磯貝和汪会長、愛知県石材(協)・畔柳秀幸理事長、(協)庵治石振興会・村井髙廣代表理事、庵治石開発(協)・太田元代表理事、讃岐石材加工(協)・漆原憲和代表理事

11面 石材組合青年部アンケート 
各組合青年部の紹介と共に今年の抱負をアンケートしていただきました。
北海道ストーンクラブ・中村清志会長、真壁石材(協)青年部・相田正志部長、稲田石材商工業(協)青年部・酒井雄司部長、埼玉県石材業青年部・木村希会長、東京石材工業(協)青年部・髙橋弘之会長、山梨県石材加工業(協)青年部・宮本賢一会長、松本石匠組合青年部「石成会」・横永豊作会長、静岡県石材組合青年部・大場貴文部長、岡崎石工団地青年経営者協議会・吉田秀徳会長、(協)岡崎石製品工場公園団地青年部・楠名央治会長、岡崎石製品工業(協)青年部・大澤裕志会長、福井県石材業(協)青年部・北野七右衛門部長、滋賀県石材組合連合会青年部・北村守部長、大阪府石材事業(協)青年部・村上浩二会長、神戸市石材商工業(協)・財田実範部長、庵治産地石翔会・田渕康光会長、庵治石開発(協)青壮年部・平井宏明会長、(協)庵治石振興会青壮年部・岡田昌臣会長、讃岐石材加工(協)石栄会・牟礼一人会長、大島石(協)青年部・織田浩司会長、福岡石材青年部・安藤充章部長、大分県石材加工(協)青年部・玉田智久部長、鹿児島県石材工業連合会青年部・川﨑聡雄部長

12面 勉学・音楽・山岳「三がくと」PRの時計塔
【長野県・松本市】松本南ロータリークラブ(倉科晶夫会長)では、創立50周年を記念し時計塔を松本市に寄贈、去る12月19日に設置場所のJR松本駅東口で除幕式が開かれた。式典には関係者のほか、塔に刻まれた「岳都」「楽都」「学都」の文字を書いた松本観光大使で世界的アルピニストの田部井淳子さん、サイトウ・キネン・フェステバル(SKF)松本の総監督で世界的指揮者として知られる小澤征爾さん、そして松本市長・菅谷昭さんが出席した。松本市は“3ガク都”と呼ばれており、この塔は駅前のシンボルとして、市民や松本市を訪れる多くの人にアピールすることを目指して建立されたという。

13面 石工部門・優勝は穴吹力也さん
「第49回技能五輪全国大会」が去る12月17日(土)~18日(日)に開催され、各都道府県の予選大会で選抜された満23歳以下の若手技能者1066名が参加。合計40種目の競技が繰り広げられた。今回の大会は静岡県のツインメッセ静岡をメイン会場に17会場(静岡県内の11会場、長野県内の3会場ほか愛知県、滋賀県)で行われ、石工部門は愛知県岡崎市の岡崎技術工学院において開催。予選を通過した6名の選手が日頃鍛えた腕を競い、石嶽石工業㈲の穴吹力也さんが見事優勝に輝いた。

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