石材新聞ニュース 2011年12月15日号

12月5日号の主な掲載内容

1面 「津波記憶石」を建立・全国優良石材店の会
一般社団法人「全国優良石材店の会」(全優石・吉田剛会長)は去る12月9日、岩手県釜石市鵜住居町の根浜海岸に「津波記憶石」という名の石碑を建立し、除幕式が行われた。 この石碑は津波をかぶった海岸の松林内の市有地に建てられたもので、黒の御影石製。高さ2・7㍍、幅、奥行きが各0・7㍍。民主党のロゴマーク制作などで知られるアートディレクター・浅葉克己氏のデザインで、漢数字で「二千十一」と刻まれている。

3面 中国工場の本音
近年の急激な経済発展に伴い、中国の墓石工場においても物価・人件費の上昇、工員不足など様々な問題が表面化してきている。間もなく迎える中国の旧正月前に起き得る問題点、その解決策などについて、中国石材事情に詳しいインターロック㈱・吉田岳氏に聞いた。

5面 創立100周年記念碑除幕
長野県岡谷市にある岡谷工業高校に去る10月15日、創立100周年記念碑が建立された。同校卒業生である㈲石柳北原の北原大貴氏が請け負い、福島県産紀山石を使用して製作。碑には校訓・信条などと共に、歴史を示す100本の横線も刻まれている。

10面 イタリア・マルモマック2011【後編】
石材産業の世界的動向を占う国際展示会「第46回マルモマック2011」が9月21~24日、ヴェローナ市の国際見本市で開かれ、5万6000人余りの業界関係者が来場した。前号に続く後編では、展示会で行われていた企画内容などについてレポートする。

好評連載中
2面 お寺活性化入門「お寺にホームページは必要なのか?」
2面 丁場レポート「青空文庫を利用してみました」
14面 石材研磨の基礎知識(最終回)
14面 石屋に嫁いできました(最終回)
15面 亀川洋の石日記「佐藤晃展」
15面 町の石屋のひとり言「東日本大震災復旧支援に参加して」
16面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話98」
16面 これからの墓「メメント・モリ」

※次号12月25日号は休刊となります。1月5日号より平常どおり発行しますので何卒よろしくお願いします。本年も1年間ありがとうございました。