石材新聞ニュース 2011年 5月15日号

5月15日号の主な掲載内容

1面 世界各国にも広がる日本復興への支援
東日本大震災発生後、石材業界でも業界団体を中心に義援金募集等の支援策が進められているが、諸外国の同業者からの支援の輪も広がっている。中国石材業界では福建省石材行業協会、恵安石材同業協会、厦門石材商会などの業界団体加盟企業、中日石材交流会・中日建築石材交流会への参加企業を中心に募金活動を展開。これまでに29社から415万円の義援金が寄せられ、去る5月12日、(社)日本石材産業協会・井口健二会長に目録が渡された。

2・3面 マンスリー特集「東北震災レポートⅡ」
東北地方太平洋沖地震発生から2ヶ月が経った。4月の特集では東北の小売石材店ならびに採掘元の方々を取材したが、今回は東北地方に本社や営業所を構える石材商社および各種石材加工機械を扱う会社の方々から話を聞いた。

4面 みんなが集まるお寺づくりを提案
「寺離れ」や「檀家離れ」という話題がメディアでも盛んに言われてきている中、檀信徒や地域住民など、みんなから愛される「お寺づくり」をサポートする「みんてら事業部」を㈲川本商店が立ち上げた。新設された同事業部の取組みについて紹介する。

5・6・7面 墓石市場動向調査アンケート結果報告
弊紙では昨年に引き続き、全国各地の石材組合・団体の総会時に石材業界動向調査アンケートを実施してきた。今回は9県・16組合(団体)の小売石材店250社に回答いただいており、業界の市場動向を把握するひとつの資料としてお役立て頂ければ幸いである。

8面 美人姉妹が守る国産銘石
「椿石」(佐賀県唐津市)と「唐原石」(福岡県豊前市)は共に㈲村川石材が採掘しているが、それぞれの丁場を守っているのが村川家に生まれた昌美さんと美和さんの美人姉妹!お二人にそれぞれの石の魅力や丁場の状況などを聞いた。

好評連載中
14面 町の石屋さんのひとり言「学力より人間力」
14面 FROM北木島・米田雪乃コラム「仕事のやりがい」
15面 亀川洋の石日記「第85回国展レポート」
15面 丁場レポート「大震災後の修復作業」
16面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話78」
16面 これからの墓「伊達青糠目石」