石材新聞ニュース 2011年2月15日号

2月15日号の主な掲載内容

1面 第26回全国技能グランプリ
「技能の日本一」を競う「第26回全国技能グランプリ」が来る3月4日~7日まで、千葉県千葉市の幕張メッセ開催されることとなっており、石工部門では19名が参加する(石工競技は3月5日・6日実施)。技能グランプリへの出場は年齢に関係なく、しかも国レベルで開催されるもの。名実共に「石工技術・日本一」を決定するものであり、石材業界関係者においても、注目すべき大会といえるだろう。

2面 石工技術日本一を競う
「第26回全国技能グランプリ」石工部門の競技課題・出場選手等を紹介。石工部門の課題は複雑な形状の中に石工の基本的な技法が組み込まれたもの。全てコヤスケ、ビシャン、ノミ等を使い、純粋な手加工で仕上げていかなければならない。 

4・5面  マンスリー特集「接着剤」
今や墓石の耐震施工においては欠かせない存在となっている接着剤だが、昨年9月、土木学会の講演会において、接着剤を用いた墓石の耐震強度に関する発表がなされた。今回はそのアカデミックな研究成果を踏まえつつ、墓石施工の現場で役立つ情報を取材した。

6面 「雨引の里と彫刻2011」が開幕
広大な田園風景を舞台にしたユニークな野外展「雨引の里と彫刻2011」が、茨城県桜川市で開幕、3月21日まで開催されている。期間中には作家自らが作品について説明をしてくれる無料のバスツアーも実施。同ツアーに参加し、屋外展の様子をレポートする。

7面 良質材の安定供給を実現「やさとみかげ」
真壁石・稲田石・羽黒青糠目石などと共に「茨城の銘石」の一つとして知られる「やさとみかげ(茨城中目石)」。同丁場を訪れ、採掘元の㈱石原石材・石原且久社長に石と山に対する思いなどについて聞いた。

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