石材新聞ニュース 2010年11月5日号

11月5日号の主な掲載内容

1面 中国製品の値上げ不可避な状況に
中国の経済成長が進む中、中国石製品の値上げが避けられない状況になってきているようだ。中国国内の物価や人件費、燃料費、材料費、輸送費など全般的にコストアップが続いているほか、中国工場における人手不足も顕著に。このほど開催された(社)日本石材産業協会・輸入卸商部会の会合でも、工員の離職率の増加が指摘されており、人手不足による品質低下はもとより、納期遅れの要因となってくる可能性も高い。現状の石材業界における中国依存態勢を考えると、ある程度の値上げ要求には対応せざるを得ない状況になっていると考えられる。

2面 石材輸出に関するコストアップについて
福建省石材行業協会・許栄旗会長による寄稿文を掲載。同協会ではこのほど日本向け石製品の値上げに関する協議を行ったとのこと。その内容等も踏まえながら様々な要因からコストアップを余儀なくされている中国石材業界の窮状を訴えている。

5面 展示場レポート/㈱石和石材(千葉県) 
千葉県船橋市営馬込霊園すぐそばにある㈱石和石材では平成18年9月に新展示場をオープン。同社・金子和夫社長と子息・和哉取締役を全優石・吉田剛会長が訪ね、同社にとっての展示場の意味合いなどについて意見を交わした。

11面 霊園レポート「南葉山霊園」
今回紹介する南葉山霊園(神奈川県横須賀市)は三浦半島沖の相模湾岸にある、抜群の明るさと開放感を誇る南国風公園墓地。同霊園の魅力を探るべくバリエーション豊富な区画・主な特徴とともに、独自の取組みなどをレポートする。

12~15面  第19回岡崎ストーンフェア
岡崎産地恒例の「第19回岡崎ストーンフェア」が去る10月16日・17日に開催され、全国各地からの業界関係者や一般市民ら計約28000名が来場、盛況の二日間となった。同展示会の様子を会場スナップも交えながらご紹介する。

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