石材新聞ニュース 2009年8月25日号
8月25日号の主な掲載内容
1面 お盆前の墓所にも被害が
台風9号が西日本各地で猛威を振るった後の8月11日午前5時7分頃、静岡県の駿河湾沖を震源とする地震が発生。焼津市、牧之原市、御前崎市などで震度6弱が観測されたほか、県内各所で震度5を観測。牧之原市では東名高速道路の路肩が崩壊したほか、東海道新幹線で遅延状態が続くなど、夏休みの交通にも大きな影響が及んだ。石造物に関しても震源地付近を中心に広域的に被害が及んだ様子で、墓石や灯篭、鳥居、石塀の倒壊、駿府城(静岡市)の石垣の崩壊なども報告されている。地震発生当日から、地元石材店には修復を求める依頼が寄せられており、「お盆中も連日修復作業をしていた」という石材店もある。
4・5面 マンスリー特集「墓碑銘」
洋型墓石の普及により多様化してきた墓碑銘。それぞれの想いと個性が表現された墓碑銘からは、現代の価値観やライフスタイル、社会事情なども窺うことができる。シンプルで厳かな言葉から温かみのあるメッセージまで、さまざまな墓碑銘にスポットを当ててみた。
6面 蛭川石産地「石彫のつどい」開催
彫刻家と産地石材業者とがペアになり、双方のインスピレーションを活かして作品づくりに挑む蛭川石産地「第19回石彫のつどい」が7月27日~8月8日まで開催された。「石あかり」をテーマに制作された8点の作品を紹介する。
7面 加工品質のブランドを目指して・続編
本エンドの庵治石製品ナンバー1を決定する「庵治石グランドコンペティション2009」において最優秀賞に輝いた㈱大川石材・大川弘展常務、および原石提供の採掘元社長に、今回のコンペと加工へのこだわりについてインタビューした。
12面 沖縄の中城・泡瀬メモリアルパーク
今年が3年半に一度のユンジチ=(旧の閏年・)にあたり、例年よりお墓の需要が高まっている沖縄の霊園「中城メモリアルパーク」「泡瀬メモリアルパーク」を取材。沖縄ならではの亀甲墓、破風型墓のほか、各種各様の墓石、永代供養墓等もレポートする。
好評連載中!
3面 丁場レポート 「生命に関わる話②」
3面 石材店の基礎知識 仏教ゆかりの植物「稲(米)」
14面 石材研磨の基礎知識④
15面 上野梓コラム「AZの素」
16面 瀬戸内石工のこころ見聞記 「尾道・御袖天満宮(vol.2)」
16面 おかみblog!
17面 晴彫雨読 『壁画洞窟の音』『瞑響・壁画洞窟』
17面 亀川洋の石日記 「左善圭彫刻展」
18面 吉河功の石造美術の魅力 「宝篋印塔の話21」
18面 これからの墓 「屋内墓地」