石材新聞ニュース 2009年7月5日号

今号の主な掲載内容

1面 建築石材アドバイザー試験受験者募集 
全国建築石材工業会建築石材のプロ中のプロの育成および認知向上を目指し、全国建築石材工業会(全建石・高田浩雄会長)が認証する「建築石材アドバイザー」(一般・上級)の今年度の資格認証試験受験要項が発表され、来る10月3日(土)午後、仙台、東京、大垣、大阪の4都市を会場として開催されることとなった。

4面 「日中石材協議会」開催
日中石材業界の具体的な課題解決策を検討する「日中石材協議会」では去る6月18日、日本石材産業協会年次大会において公開会議を開催。「最新中国石材事情」や同協議会の活動内容を共有した後、聴講者からの質問に応えるディスカッションも行われた。

5面 裁判事例から見る業界と消費者の視点 
あらゆる業種・企業において顧客に対する「安全・安心」への配慮が求められる中、石材業界においても「安全対策」はもちろん「顧客への説明責任」について考えさせられる出来事が起きた。あるお施主が墓参時に墓誌に寄りかかった際、そのまま墓誌が倒れ、右手の指を三本欠損してしまった。その後、墓所での人身事故としては業界初となる裁判にまで進展することになる。実際に、この事例を経験された河波忠兵衛氏による講演内容を抜粋して紹介している。

6面 石材シンポジウム・あじラウンド2009
「第8回全国石材シンポジウムあじラウンド」があじストーンフェア期間中に開催された。今回は庵治産地が継続的に取り組んでいる「石粉」の有効利用+環境ビジネスについて専門家3名が講演。その後、5名の代表者によるパネルディスカッションも行われた。

10面 技は力なり!日本の石を日本の加工で
日本の優れた石材加工技術を後世に伝える――2001年の設立以来、このテーマに挑み続けている「いばらき石材加工技術研究会」ではこのほど『ひとつ石耐震墓陵』(使用石種:やさとみかげ)を開発。同会の取組み姿勢なども交えて紹介する。

好評連載中!
 3面 石材店の基礎知識 仏教ゆかりの植物「ニンニク」
 3面 心あたたまる接客のかたち 「お客様の五感に訴求する」
11面 霊園レポート 「環境霊園 横浜みどりの里」
12面 石彫製作に思う・山田賢二氏(最終回)
15面 石材業界における光触媒技術と応用 VOL.5
16面 吉河功の石造美術の魅力 「宝篋印塔の話17」
16面 これからの墓 「庵治・牟礼」