石材新聞ニュース 2009年3月5日号

3月5日号の主な掲載内容

1面 展示・セミナー出展希望者募集中/石産協・年次大会2009
日本石材産業協会(井口健二会長)では現在、来る6月18日~19日に開催する「年次大会2009」に向けた準備を進めているが、年次大会内で企画している「常設展示場」への展示出展ならびに「石材業者セミナー」への参加出展希望者を広く募集している。会場は昨年に引き続き、TOC有明(東京都江東区)4階コンベンションホール。

2面 石工技術日本一を競う「全国技能グランプリ」
「技能の日本一」を競う「第25回全国技能グランプリ・兵庫大会」が来る3月20日~23日まで開催される。技能グランプリへの出場は年齢に関係なく、しかも国レベルで開催されるもの。まさに「石工技術・日本一」を決定するものであり、石材業界関係者においても、大いに注目すべき大会といえるだろう。

4面 純国産「Romande」販売スタート
ロマンデ㈱(広島県安芸郡)ではこのほど日本の匠シリーズ第一弾として広島県産議院石製「Romande」2タイプの販売を開始した。同シリーズは開発段階から、原石採掘・加工・デザインの各部門が一体となってプロジェクトを結成。販売システムをルール化するなど、新しい取組みとして注目される。

5面 顧客目線+地域密着で独自スタイルを追求
新規墓へのアプローチはもちろん、既存墓への補修・建替・リフォーム提案も積極的に展開し、現在も堅調な業績を見せている(有)鈴木石材工業。顧客目線に立った営業スタイルを徹底しつつ、北海道江別市で40年以上の実績を持つ地元密着型石材店として、地域での活動・人間関係も重視している。同社の取組みを鈴木正典社長にインタビューした。

7面 新連載「石材業界における光触媒技術と応用」
太陽光や蛍光灯等の照射により、有害有機化学物質を炭酸ガスや水などの無毒な物質に分解してくれる環境浄化技術=「光触媒」が注目されている。「光触媒」の基礎知識はもちろん、石材・墓石に期待される効果、注意点等を、独立行政法人産業技術総合研究所・垰田(たおだ)博史氏に定期連載していただく。

好評連載中!
3面 石材店の基礎知識・仏教ゆかりの植物「ウコン」
3面 心あたたまる接客のかたち
15面 アントニ・ガウディに触れる②・山田能資氏
16面 吉河功の石造美術の魅力「宝篋印塔の話⑥」
16面 これからの墓「ガラスの墓」