石材新聞ニュース 2009年2月25日号

2月25日号の主な掲載内容

1面 中国厦門国際石材展示会 3月6~9日開催 
「第9回中国厦門国際石材展示会」が、来る3月6日(金)~9日(月)の四日間(昨年と同じ日程)、厦門の国際会議展覧中心で開かれる。総展示面積は9万㎡で、トルコ、イタリア、ロシア、アメリカ、カナダ、ブラジル、オーストラリア、エジプトなど110カ国と地域、国内30の省、市、直轄市から1200余社が出展を予定。また、同展期間中の3月7日・午後2時30分から展示会場会議室において日中石材業界の代表者らが議論を展開する「日中石材協議会」が開催されることとなっている。昨年6月、日本石材産業協会・年次大会において開催された「日中石材討論会」に続いて開催される同協議会では、テーマを「墓石」に特化し、「価格問題」、「品質問題」、「安全性問題」、「貿易基準」という4項目について討議する予定。

3面 石材店のための法律講座
質問『離婚して現在1人で暮らしているのですが、元夫が亡くなり、そのお墓を息子が継承しています。息子は私が亡くなった後、「このお墓に入れば良い」、と言ってくれているのですが、法律上問題ないのでしょうか?』。法律的見解を弁護士・戸部秀明先生にお答えいただいています。

4・5面 これからの公営墓地とお墓のあり方を考える
コンクリートの壁面を利用した「壁面墓所」、納骨堂形式の「合葬墓」、「散骨」、「樹木葬」等、このところ新たな「お墓」が注目されつつあるが、果たしてこれらの墓地は、一般生活者から求められている墓所形態なのだろうか。業界の死活問題ともいえるこれらの課題を検証すべく、日本石材産業協会(井口健二会長)では昨年6月より、「これからの公営墓地のあり方に関する調査・研究」をテーマとする特別委員会を設置。有識者11名(専門家委員7名・業界側委員4名)で構成された同委員会では、多角的な視点から現代のお墓事情について調査を進め、このほど今後の墓地行政に対する具体的な方策・提案などを報告書にまとめた。石材業界からの提言内容を共有すべく、今頁では去る2月2日、東京都千代田区の(財)総評会館において開催された、同調査成果普講習会・横田睦副委員長による講演内容を抜粋して紹介したい。

7面 信頼・安心されるブランド構築に向けて いずみ産業㈱
いずみ産業㈱では、同社のグループ会社=アイ・エス・グループが取り扱う中国産墓石に『IZUMYTOMB』とブランド名を冠し、「良い・安全・安心」を消費者に積極的に訴えていくことを先頃発表。その経緯、内容等についてアイ・エス・グループ・並木喬会長に聞いた。

9面 国産銘石復活『都石』採掘・販売始動
ムラや帯・サビのほとんどない良質材として知られる福島の銘石『都石』。長く休山状態が続いていたが、採掘元の(有)渡辺石材店では一昨年に改めて採掘許認可を取得。このほどクボタ貿易㈱を販売総代理店とし、正式出荷・販売をスタートした。

好評連載中!
13面 アントニ・ガウディに触れる①・山田能資氏
14面 オダッチの気になるホームページ考「SEOの対策方法」
15面 吉河功の石造美術の魅力「宝篋印塔の話⑤」
15面 これからの墓「墓石の展示場」
16面 石材(原石)標準相場表(平成21年2月現在)