石材新聞ニュース 2009年1月25日号

1月25日号の主な掲載内容

1面 石造施工管理士制度スタート 福井県石材業協同組合
福井県下の石材業者で組織する福井県石材業協同組合(組合長=北野正勝氏・47業者)では、去る1月13日、福井市の繊協ビルで、「石造施工管理士認定式」を行い、6名が石造施工管理士として認定された。「石造施工管理士」とは、福井県内の石材業者47社で組織する同組合が、石材加工・設置に関する安定的な技術の継承、業界内での地位向上、差別化などを図るため、今年度に創設したもの。国家検定石材施工一級技能士を対象にした「管理士」、同二級技能士を対象にした「管理士補」が設けてあり、石材に関する専門的な知識と技術を有する“石材のプロ”を認定する。

3面 石見遊山「伊豆若草石」 
青緑色の石目が視覚的にだけでなく、触感的にも当たりの柔らかい、和やかな印象が残る“伊豆の凝灰岩”=「伊豆若草石」。その保温性や肌触りの良さなどから各地の温泉の浴室などで人気が高い素材として知られる。今回の石見遊山は静岡県伊豆の国市にある「伊豆若草石」の採掘場を訪ねた。

5面 あなたに心に響く感動の「お墓」物語 
今回登場していただいたのは群馬県高崎市で石材小売業を営む㈱石商中里の真下京子さん。自らが体験したお客様とのエピソードを交えながら「お墓」を扱う石材店の仕事の素晴しさ、やりがいなどについて語っていただいた。

9面 花崗岩(製品)輸入通関実績発表 
財務省が発表した2008年1月~11月までの輸入通関実績によると、中国からの花崗岩(製品)輸入量は平成19年1月~11月までと比べると量=約12%減、金額=約10%減となっており、石材市場全体の低下傾向が見受けられる。

14面 これからの墓「雑誌の限界」
週刊ダイヤモンド(1月24日号)のメイン特集として組まれたタイトルは「寺・墓・葬儀にかかるカネ」。内容の中心を占めたのは寺・墓・葬儀の費用面に関する分析で、墓石の価格に反映されるコストについても言及している。

15面 石材店のための法律講座 
「地震が起き、隣のお墓が倒れて、お客様のお墓が壊されてしまった。こんな時、損害賠償問題は一体どうなるのだろうか?」法律的見解を弁護士・戸部秀明先生にお答えいただいています。

好評連載中!
10面 今さら聞けない「石材店の基礎知識」仏教ゆかりの植物⑧
11面 オダッチの気になるホームページ考「SEO 検索エンジン最適化」
14面 吉河功の石造美術の魅力「宝篋印塔の話②」
16面 石材(原石)標準相場表(平成21年1月現在)