石材新聞ニュース 2008年 11月5日号

11月5日号の主な掲載内容

1面 相互発展に向け対話始動 日中石材協議会設立準備会
日中石材業界の代表者らによる「日中石材協議会」の設立準備会が去る10月19日午後2時より中国厦門の会展中心酒店(シーサイドホテル)において開催された。4時間にわたって開催された今回の会議内では、「厳しい状況だからこそ個々の会社では難しい需要の掘り起こしや業界全体のモラル向上など、一歩先を見据えた組織的な対策の必要性を確認。あくまで「自社利益を前面に出すのではなく、エンドユーザーの利益追求を目的とすることで結果的に業界全体の利益に繋がってくる」という理念の下で議論を重ねていくことが決定されたほか、会議への参加資格、今後の活動内容などについて意見を交換した。

2面 島根・富山で市民向け石材イベント  
島根県出雲市周辺の石材業者で組織している出雲地区石材組合、富山県富山県内の石材技能士で組織する富山県石工技能士会では、市民向け「石材イベント」をそれぞれ開催した。両団体とも趣向を凝らし、多彩な手法で「石の魅力」を発信。石への関心を高める良い機会となったようだ。

5面 この霊園の魅力「前橋メモリアル みどりの郷」
今回は今後さらなる発展が望める首都圏の衛星都市・群馬県前橋市の中心部に今年2月に誕生したばかりの新規霊園「前橋メモリアル みどりの郷」をレポート。同霊園の管理者・㈱カントウ代表取締役・藤生一郎氏に開設経緯から現在の状況、今後の計画などを聴いた。

6~7面 約9万人が石の魅力を体感
茨城県石材業協同組合連合会主催による「いばらきストーンフェスティバル08」が、去る10月31日~11月3日の4日間、笠間市の「笠間芸術の森」のイベント広場で開催され、会期中約9万人の来場者で賑わった。展示会概容を会場スナップを中心に紹介している。

8面 いなだストーンエキシビジョン
日本を代表するグラフィックデザイナーと稲田産地の石匠との協力で石作品を手がける「いなだストーンエキシビジョン」が10月31日(金)~11月9日(日)まで、笠間市稲田の中野組石材工業㈱石切場において開催された。4回目となる今回は、38名のグラフィックデザイナーと16社の石材業者が参加した。

9面 地域文化を創造する野外アート展
茨城県桜川市を舞台に開催される野外アート展「雨引の里と彫刻2008」が9月28日に開幕した(11月30日まで)。野外の生活空間に作品を展示する同企画。全行程約25kmの作品鑑賞バスツアー同乗記をお伝えする。

好評連載中!
3面 石材店の基礎知識「仏教ゆかりの植物」
3面 接客のかたち「呼び込みは立つ位置にも配慮する」
14面 大仏師・長岡和慶コラム「和のこころ」
15面 吉河功の石造美術の魅力「五輪塔23」
16面 これからの墓「墓と草花」林宏美氏
16面 ちょっと気になる石の本『日本・石の野外彫刻』山田政博氏