石材新聞ニュース 2008年 9月15日号

9月15日号の主な掲載内容

1面 墓石170基に落書き 骨つぼ盗難など、富山で被害相次ぐ
富山県富山市西番の「富山霊園墓地」において、このほど約170基の墓石や墓前灯篭が赤いスプレーで落書きされるという事件が発生した。被害を受けたのは霊園墓地南側の3区画。墓石の表面や裏面などに○や×などの意味不明な模様や記号が落書きされていた。この事件は去る9月5日午前6時15分頃、同霊園を通りかかった人が被害を発見し、富山中央署に通報。同署では器物破損の疑いで調べているが、9月13日現在、犯人は捕まっていない。

4面 あなたの心に響く感動の「お墓」物語
今回登場していただいたのは岡山県笠岡市の北木島に工場を持ち、国産石材をメインに加工卸・小売を展開する(有)三秋の河田卓也社長。自らが体験したお客様とのエピソードと共に、石材店としてのあり方、「お墓」を扱う仕事の魅力を語っていただいた。

5面 特別インタビュー『+αの新機軸でバリエーション ネットで広がる「石」の可能性』 
茨城県北茨城市 (有)神永石材 神永大輔氏
市の総面積の約80%が山林で、東部の低地は海岸に面する、茨城県の最北端・北茨城市。大北川、里根川などの流域には豊かな平坦地がひらける、のどかな町だ。その北茨城市で、豊富な原石ストックと自社工場、インターネットを活用した事業展開で全国各地へと販路を広げている㈲神永石材。墓石販売がメインながら、700種類以上の石アイテムを武器に年々顧客数を増やしている。地域密着型石材店にとって「墓石販売+αの新機軸」は不可欠のテーマ。そのヒントを同社の三代目・神永大輔社長に聞いた。

7面 切っても切れない「インドの石の今」 (有)南印度洋行 小西会長に聞く
石材業における日本とインドの関係は40年以上の歴史があるいう。そんな日本人にもなじみの深いインドの石と40年以上かかわり続けている㈲南印度洋行・小西元清会長に、最近のインド石材の状況を聞いた。

12面 鹿児島市の潮見橋改築 地元産・花棚石を使用
鹿児島市南部・谷山地区の和田川にかかる「潮見橋」の架け替え工事が今年1月に完了し、2月より開通することとなった。今回の改築で橋長を36.4メートルから46メートルに拡幅したほか、幅員を約3倍に拡大。歩行者や車両に通行もスムーズに出来るようになった。

16面 これからの墓「横浜市営霊園」
プレート型芝生墓地・慰霊碑型合葬式墓地・樹木型合葬墓地といった、通常の墓地とは異なる新形態の公営霊園・横浜市営霊園「メモリアルグリーン」の今年度の使用者応募状況について8月下旬に発表があった。同霊園の動向は、他の公営霊園・民営霊園への波及も考えられるだけに、注目される。

好評連載中!
3面 丁場レポート「材料力学的な話」望月隆司氏
3面 石材店の基礎知識 仏教ゆかりの植物①「蓮」
14面 “旅は人生の肥やし”伝統を感じる石の生地(聖地)イタリア③ ㈱イシフク代表取締役会長 望月威男氏
15面 吉河功の石造美術の魅力「五輪塔の話⑱」
15面 亀川洋の石日記⑭「那須野が原国際彫刻シンポジウム」
16面 これからの墓83「横浜市営霊園」 林宏美氏
16面 石の悩みズバリ解決します!石材ケア編⑨ 新田倖石氏