石材新聞ニュース 2016年4月5日号

1面 「東京都石材業政治連盟」設立総会
去る3月30日、東京都石材業政治連盟(都石材連/吉田剛会長)の第1回設立総会が行なわれた。都石材連は墓地行政に対して提言していくために、吉田会長が数年前より組織・団体の枠を超えて業界が一つにまとまることが肝要とのことから、全国優良石材店の会、日本石材産業協会、全国石製品協同組合の三団体による協力のもと、今年1月に設立した団体。総会では本年度の活動方針などが承認された。

2・3面 特集「インド石材事情」
本紙3月5日号に掲載した「墓石市場動向調査」のアンケート結果で、インド材利用率が顕著な上昇を見せる結果が出た。品質に定評があり、色味のある多彩な石材が採れるインド。今回の取材では、そうした良質な石材の産出国としてのインドはもちろん、加工生産地としての現状と今後の可能性、さらには建築材も含めたインド石材業界全般の現状などについて探るべく、インド石材事情に詳しい3人の方に話を聞いた。

4・5面 「ワクワク系マーケティング実践講座」体験レポート②
日本石材工業新聞社では昨年6月より「第2期石材業界版ワクワク系マーケティング実践講座」を開催し、全国各地より12社・12名の石材店に参加いただいた。本講座の参加者がどのような理論を学び、そして何を実践したのか。その体験レポートをお伝えすべく、前号に引き続き、参加石材店にお話をうかがった。

6面 新企画「“石屋談議”飲みトーク」
お酒を酌み交わしながら“石材業界の今”などについて熱く語り合う新企画「“石屋談議”飲みトーク」。記念すべき第1回にご登場願うのは弊紙の本年新年号(表紙)に掲載された「宝篋印塔」の制作者でもある滋賀県石材組合連合会の兼子裕司氏(兼子石材店)と同連合会の三﨑徹郎氏(㈲三﨑石材工業)というご両名。お酒が進むうちに気が付けば4時間強も語り合った長丁場から、ほんの一部を抜き出した超ダイジェスト版をお届けします!

7面 新企画「フォーカス石材組合」
全国各地石材組合(団体)の活動・取り組みなどに焦点を当てた新企画「フォーカス石材組合(団体)」。初回となる今回は、石の魅力発信、お墓の啓発活動などに力を入れている北海道・苫小牧石材協同組合を取材。2月25~28日の4日間、苫小牧市民活動センター(市民ギャラリー)で行なわれた「苫小牧石あかり展」会場にて、山田喜一理事長にお話をうかがった。

8面 岡崎で得た技術・経験を活かして
鹿児島県阿久根市にある㈲ときよし石材社長の本翔平さんは平成25年7月にドイツ・ライプツィヒで開催された「第42回技能五輪国際大会・石工職種」に日本代表として参加し、見事銀賞に輝いた。日本にとって石工職種の銀賞獲得は38年ぶりとのことで、研修先の岡崎産地はもとより地元・阿久根市でも多くの関係者がその健闘を祝福した。このほど阿久根市の㈲ときよし石材を訪問、本社長に帰郷後の近況などについてお話をうかがった。

15面 石材店のための法律講座
質問 ある石材店からの相談です。「墓石を販売する契約を結んだ際、お客様から手付金と内金を受け取ったのですが 突然お客様から一方的な契約解除の申し出がありました。当店において契約締結したので、クーリングオフは適用されないのですが、手付金と内金の返還はどこまで必要でしょうか?対処方法を教えて下さい」。弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

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