石材新聞ニュース 2016年2月15日号
1・2面 庵治石の採石ズリ(土石)宅地地盤材料・液状化対策に有効
去る2月12日、香川高等専門学校と香川大学の共同研究チームは、庵治石を採石する際に出るズリ(小石と砂が混じったもの)が、宅地の地盤材料として適していること、さらに、大規模地震などにおいて発生する「液状化」対策に有効活用できるとする研究成果を発表した。この研究は庵治石の採掘業者で組織する庵治石開発協同組合(太田元理事長)が2年前に香川高専と香川大に依頼したもので、四国産業・技術振興センターの産学共同研究開発支援事業の助成を受けて実施された。その詳細をご紹介する。
3~5面 特集「ペット供養の可能性」
ペット霊園やペット納骨堂、そして、その手前のペット火葬になどの事業に、石材店として取り組んでいるところはそれほど多くないのではないだろうか。人間用の墓所と比べると需要も単価も高いとはいえないが、人間の火葬や納骨に関しては様々な法的規制があるのに比べ、ペットの火葬や納骨に関しては規制が少ないという面がある。今回は石材店がペット供養を扱う可能性を探るため、ペット供養に取り組んでいる3社に話を聞いた。
6面 石材新聞・記者が聞く石材の基礎知識Vol.19「実践編①石材ケアを学ぶことの意義」
“石ドクター”こと新田倖石氏が、様々な石のトラブルについて詳しく解説していく本連載。今回からの新テーマは、これまでに学んできた数多くのことを具体的な石材ケアの現場でどのように生かしていくか!?ついに実践編のスタートです!
8面 “石工の技”を活かしたオリジナル墓石を製作
石都・岡崎産地で40年以上の実績を持つ石工・細野晴樹氏が手加工技術を活かしたオリジナルの洋型墓石を開発。昨年の岡崎ストーンフェアに出展したところ、来場の石材店や一般来場者からも好評だったそうだ。同墓石への想いやこだわり、特徴などについて話を聞いた。
9面 業界人と一般ユーザーを対象にイベント企画
㈱ナイガイ(本社=山形市)では来る4月10日(日)、墓石業者と地域の一般ユーザー双方を対象とした終活イベント「なるほど!まるごと終活フェアinやまがた」ならびに「まるまるマルシェinやまがた」を山形ビッグウィングで開催する。初の試みとなる同イベントの企画趣旨などについて話を聞いた。
好評連載中
7面 石のこと先生おしえて!「鉱物じゃないツブツブは?」
7面 墓石業界見聞録「自営業の衰退と墓への意識」
12面 石造美術の基礎知識「円形の塔身34」
12面 これからの墓「ペット霊園」
12面 石彫家に聞く「石の魅力」とは?
13面 お墓相談の現場から・エンドユーザーからの声Vol.26
13面 お寺活性化入門「生前契約が開く地平」