石材新聞ニュース 2015年3月15日号

1~3面 「NIPPON石博2015」二日間で3万5千人が来場
去る3月7日(土)と8日(日)の2日間、東京の上野恩賜公園、大噴水広場にて石の博覧会「NIPPON石博2015」が開催された。主催者は一般社団法人日本石材産業協会(石産協/射場一之会長)、後援は経済産業省、産経新聞社。「石のある豊かな生活」「石という素材の魅力と可能性」をより多くの方々に知ってもらいたいというコンセプトのもと、石産協が初めて企画したこの一般向けイベントは、両日とも曇り~小雨模様にもかかわらず、7日=2万人、8日=1万5千人の計3万5千人(主催者発表)が訪れ、会場内は多くの来場者で賑わっていた。

4~6面 特集「震災から4年 福島の今」
2011年3月11日から4年が経過した。東日本大震災は地震と津波、そして原発事故という未曾有の災害をもたらした。特に被害の大きかったのは東北の太平洋側沿岸部であるが、その中でも福島県の浜通りと呼ばれる東部エリアは、福島第一原子力発電所があるために復旧・復興に向けた動きはまだまだこれからだといえるだろう。今回は浜通りで仕事をする石材店4社(㈱西内石材/浪江町、佐藤石材店/南相馬市、石の鈴木/いわき市、㈲中島石材店/いわき市)に取材し、「福島の今」について話を聞いた。

7面 全優石会員レポート/山形県・岩崎石材工業㈱
約300社の小売石材店で組織する一般社団法人 全国優良石材店の会(全優石・吉田剛会長)の会員石材店をレポートするこの企画では、吉田会長が聞き手となり、各社の取り組みやお墓作りに込める想い、今後のビジョンなどについて対談していただくもの。今回登場いただくのは山形県米沢市の岩崎石材工業㈱(岩﨑啓司代表取締役社長/63才)。同社・岩﨑社長と吉田会長に対談いただいた。

13面 石材新聞・記者が聞く「石材の基礎知識」
石材の様々なトラブルを、通称“石ドクター”こと新田倖石氏が徹底解説!毎回、丁寧かつユーモラスな語り口で人気の本連載も、今回からは新しいテーマ「エフロレッセンス編」がはじまります。

好評連載中
12面 いしのこと先生おしえて!「いろいろな岩石があるのはなぜ?」
15面 石造美術の基礎知識「円形の塔身④
15面 これからの墓「石博」
15面 石彫家に聞く「石の魅力とは?」
16面 お墓相談の現場から「エンドユーザーの声Vol.15」
16面 お寺活性化入門「教えより大切なもの」