石材新聞ニュース 2019年10月15日号

1面 東京五輪を記念してサイクルラック贈呈
静岡県東部石材加工組合では去る9月27日、静岡県の裾野市が東京五輪の自転車競技ロードレース会場となったことを記念して、御影石製のサイクルラックおよびベンチを寄贈しました。設置されたのは富士山の美しい眺望が得られる裾野市須山の駐車場内で、ロードレースのコース沿いとなっている場所でもあります。

2面 石材店のための法律講座
質問「台風による豪雨で展示場や工場が浸水し、墓石・石製品が泥で汚れて商品として販売できなくなり、工場の機械も壊れてしまいました。また暴風雨による影響で墓地に建てられているお客様の墓石に飛来物が当たって破損してしまったような場合、法的には全て自己責任になるのでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

3~5面 特集「令和時代の霊園開発」
霊園(公園墓地)と呼ばれる墓地形態は各地域によって事情は異なるが、時代の移り変わりによっても変化してきている。郊外に大型霊園が開設された時代があり、都市部近郊に中小規模の霊園が開設された時代がある。そして霊園開発が難しくなってきている今、これからの霊園はどのような方向に動いていくのだろうか。霊園事情に詳しい三人の識者(㈱成世南海堂代表取締役・阿部勉氏/㈱六月書房代表取締役・酒本幸祐氏/㈱ココ・プランニング会長・中本隆久氏)にお話をうかがった。

7面 全国石工サミットinたかはた
江戸時代から続く石材産業の町=山形県高畠町の瓜割石庭公園において10月12日、「全国石工サミット」が開催された。幅広い角度から高畠石と石工技術の魅力、文化財の石垣修復等にも活かされる伝統技法なども体感できた同サミットの様子をレポートします。

10面 内藤理恵子の「石材店の新しい可能性を探る」
「これからの石材店は何ができるのか」について様々な観点から執筆いただく同連載。今回は日本庭園協会の方たちが築庭された「東日本大震災復興記念庭園」での取り組みを紹介いただくと共に、そこから見えてきた石材業界活性化へのアイデア・視点などについて綴っていただいています。

好評連載中
9面 石造美術の基礎知識「層塔の笠⑪」
9面 石ノ声「Gマークと樹木葬」
11面 小川長四郎氏『石工の一生「外国の石造物 エジプト①」』
12面 お墓相談の現場から「エンドユーザーからの声」
12面 お寺活性化入門「『お坊さん便』は撤退したのか?」