去る1月28日、日本石材工業新聞社主催「第5期 石材業界版ワクワク系マーケティング実践講座」が行なわれました。この講座は全5回となっており、今回が5回目の最終回となりました。

これまでの集大成となる今回の実践課題は、売上・来客数・顧客からの反応など、どのようなテーマでも構わず、前回講座開催日(10月29日)から今回講座開催までの期間において「前年対比200%を達成する!」というもの。今回の講座では、この2ヵ月半の間に、それぞれが実践してきた課題結果を報告+参加者同士で意見交換(フィードバック)しあう内容が行なわれました。

昨今、何かと厳しい話題が多く聞かれる中ではありますが、実践結果の中には、実際に単品売上前年比500%を達成された方や同前年比200%を達成された方、売上・来店客数・来店客の滞在時間を伸ばした方、また「イベント開催時に開店前から数十名の行列ができた」という石材店の実践事例なども報告され、石材業界の未来に希望が感じられる講座でもありました。

今回の講座ではオラクルひと・しくみ研究所代表である小阪裕司氏による各実践内容への講評、これからの商いに求められる視点・考え方などのレクチャーもあり、とても充実した内容となりました。

小阪裕司氏は、全都道府県および北米から千数百社が参加するワクワク系マーケティング実践会を主宰。人の「感性」と「行動」を軸にしたビジネスマネジメント理論と実践手法を研究・開発しており、それらを活用することで「二年先まで受注が埋まる住宅会社」、「全て予約で日本酒を単品前年比3200%売り切った酒店」、「客単価が業界平均4倍の寝具店」、「過疎地で廃業を考えたスーパーが過去最高の売上を達成」など、数々の成功実例を生み出しており、石材業界においても、これまでに今回の実践結果のような成果を数多く導き出しています。

日本石材工業新聞社の主催として2014年度から始まったこの講座も、今回で5期目となりましたが、これまで同様、参加された皆さんから下記のような前向きな声を数多くいただくと共に、これからも人の心に働きかけ、人の行動を変える・人の行動を生み出す様々な実践を継続していくことを約束しあって、閉会となりました。参加いただきました皆さま、お疲れさまでございました!(山口康二)

 

参加者からのアンケート回答より(抜粋してご紹介)
Q①.あなたにとって、この講座の一番良かった点は何ですか?
Q②.全5回を通じての、成果・変化・ご感想を、自由にお書きください。

Q①.「参加している仲間の皆さんからたくさんの気づきをもらえたこと。前向きエネルギーをもらえたこと。今まで見えなかった景色が見え出したこと。次にやりたいことが見つかったこと。うちの会社の色が見えてきたこと。楽しく(愉しく)実践していける仲間ができた(増えた)こと」/Q②.「今回も参加させていただいて見直すべきこと、とんがるべきこと・ところ、視点と多くのことに気づかせていただきました。今日で終わりではなく、新たなスタートとして、愉しんで実践を続けていきます」(福井県/石材小売業)

Q①.「いろいろなセミナーに出たりしていましたが、あれこれやった方がいいと思って帰るだけで、実践したことが、ほぼありませんでした。しかし、今回のこの講座で実践できたこと。そして、いろいろな考えをもったすごい同業者と出会えたことが一番良かった点です」/Q②.「皆さんの実践内容がすごすぎて、毎回びっくりでした。出来ることから同じようなことを実践していきたいです。実践発表した後の皆さんのフィードバックがすごくためになり、良かったです。」(静岡県/石材小売業)

Q①.「自分を客観的にみることが出来て、見直すことができ、そして、新しいことにチャレンジできることが良かったです。一緒に学ばれている方にもアドバイスをいただけて、また他店の学びも聞けて、とても素晴らしいです」/Q②.「毎年チャレンジを目標としていますが、初の展示会出展など新たな出会いもあり、まだまだ可能性があることを実感しました。今年もチャレンジ・変化を愉しみたいと思っています」(三重県/石材小売業)

Q①.「やったことでフィードバックを得られた点が良かったです。とにかくやってみること!失敗をたくさんさせていただきましたが、やらないといけない環境づくりも大事だとわかりました」/Q②.「前年対比200%という結果は、たまたまかもわからないですが、やってみて、自社に落とし込んで、わかったことを今後に活かしていきたいです」(兵庫県/石材小売業)

Q①.「今までわかっていそうで、わかっていなかった顧客との絆づくりが一番気づかされました。売ったお客様だけに特化していた自分を今一度見つめ直す、良いきっかけを作ってもらいました。たくさんの同業者様からフィードバックをもらい、自分では考え付かない発想・動機づけなど情報を共有できたと思います」/Q②.「自分の甘さがわかりました。あとでやろうではなく、すぐ行動することの大切さがわかるようになりました」(福島県/石材小売業)

Q①.「仕事の原点を思い出しました。自分が仕事を愉しむことで、社員さん、お客様へワクワク感を伝えていきます」/Q②.「自分が中心となってワクワク系マーケティングを実践していきます」(青森県/石材小売業)

Q①.「2回目の参加で、また新しいメンバーの事例から気づきを得て、フィードバックがもらえたことです」/Q②.「自分の中で売上につながる要素が整ってきている感じがします。あとはどんどん実践することだと思いました」(神奈川県/石材採石・卸業)

Q①.「絆づくりの重要性、難しさなどを勉強させていただきました。また同じ業界の方々のお話がたくさん聞けて、とても良い経験ができたと思いました」/Q②.「この講座に通う前に比べて、お客さんとの会話が増えて、営業まわりが楽しくなりました。今後も継続して頑張りたいです」(愛知県/石材卸業)

Q①.「会員歴の長短に関わらず、それぞれに商いをしている環境も、年齢も、そして育ってきた環境も違うわけで、同じ発表を聞いても、その受け取り方の違い、同業者でありながらの視点の違いが大いに参考になりました」/Q②.「業界を次代に残すには石材業に関わる一人ひとりが自分の経験と言葉で価値創造をしていく必要があります。業界に同志の輪がさらに拡がることを願っています」(大阪府/石材小売業)