石材新聞ニュース 2016年7月15日号

1面 「ものづくり匠の技の祭典」
日本が誇る伝統的な匠の技と最先端のものづくり技術の魅力を発信する「ものづくり匠の技の祭典2016」が8月10日~12日の三日間、東京国際フォーラム(東京駅から徒歩5分)において開催されます。同イベントは100を超えるものづくり・匠の団体が集結することとなっており、石材業界からも全国石材技能士会、岡崎産地、庵治産地などの出展も予定されています。

1面 8月6日から「むれ源平 石あかりロード2016」
庵治産地の特性を活かした地域イベント「むれ源平 石あかりロード」が8月6日~9月17日まで開催されます。場所は「ことでん八栗駅」から北に約1㎞の旧庵治街道沿い。期間中は毎日、夕暮れから午後9時30分までの間、約300点の石あかりが幻想的な夏の夜の風景を彩ります。

2面 石材店が関わる大規模音楽イベント「GBGB2016」開催
去る6月25日、群馬県のヤマダグリーンドーム前橋において、「GBGB(G-Beat Gig Box)2016」が開催されました。主催したのは有限責任事業組合 信誠会(群馬県前橋市)で、その職務執行者を務めているのが㈱關口石材工業の代表取締役・關口信行氏。Mr.Childrenなど著名アーティストが参加し、1万人が来場した同イベント会場にうかがいました。

2面 跡取りがいない方にも安心な墓地を
6月25日、富山県富山市大宮町に新規墓地「大宮町輝峰苑」がオープンしました。少子化や人口減少などにより、墓を代々継承していくことが難しくなってきている面がしばしば取り沙汰されますが、そんな現代社会のニーズに対応したシステムを採り入れたところに、この墓地の特徴があります。同墓地の管理運営を受託している藤田石装㈱・藤田秀樹社長にお話をうかがいました。

3面 庵治石・真壁小目製の見事な墓所
埼玉県行田市の㈲マルサン小澤石材(小澤瑛社長)では今年5月、庵治石の9寸角和型石塔と五輪塔を建立しました。約7.6㎡の区画に2つの石塔が並んで建立されており、ともに上下蓮華付の高級型(使用石材は石塔と五輪塔、墓誌が庵治石細目、外柵は真壁石小目)。墓石建立の経緯などについて、小澤社長とお施主の方のお二人にお話をうかがいました。

4面 石のこと先生おしえて! 
国士舘大学教授の乾 睦子先生に、石についての基礎中の基礎、「なぜ?」と思うようなことを聞き、出来る限りわかりやすい言葉・内容で答えてもらうという人気企画。今回のテーマは「結局石って硬いの、硬くないの?」。

4面 真壁高校生徒に石材加工の基礎知識・技術を指導
茨城県立真壁高校の環境緑地科では石材加工の基礎知識・技術が学べるようになっており、6月に計4回の実技講習が行なわれました。6月28日に授業を見学させてもらい、真壁産地のものづくりマイスター(石工)による指導のもと、19名の高校2年生がノミ、セットウ、ビシャンなどを手に、ミニ灯籠の制作に真剣に取り組む姿を見ることができました。

5面 石材ケア・メンテナンスの現場より
“石ドクター”こと新田倖石氏が、様々な石のトラブルについて解説していく本連載。前回で大好評のうちに幕を閉じた実践編がまたもや帰ってきました!題して「まだまだ実践編」。さらに深く細かく、実践のノウハウを公開していきます!

7面 出展者募集「第25回岡崎ストーンフェア」
石都・岡崎の石材展示会「岡崎ストーンフェア」が、来る10月15日・16日の二日間、岡崎市街地中心部の岡崎城南・乙川河川敷(岡崎城側)で開催することが決定しており、現在、出展者を募集しています。同フェアは毎秋開催される恒例の展示会で、業界人・一般来場者合わせて2万5千人を超えるという業界内でも高い集客力を誇る一大イベント。

9面 墓石業界見聞録「御嶽教の霊神碑」
博士(宗教思想)であり、葬送に関するコラムニストとしても知られる内藤理恵子氏に執筆いただいている人気コラム。今回は長野県・岐阜県にまたぐ御嶽山の霊神碑について探るべく、現地での取材レポートを綴っていただいています。

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