石材新聞ニュース 2015年6月5日号

1面 山陰最大級の灯籠を修繕
島根県松江市玉湯町の布宇神社において去る3月20日、宝珠部分に地元・来待石製の狛犬が設置されている石灯籠(来待石製)の修繕作業が行なわれた。この灯籠の狛犬をあわせた高さは3メートル以上で山陰最大級ともいわれている。

2・3面 「建墓物語~Story of Stone~」
お墓を作ることは一生に一度の大事業。それぞれの建墓実例には様々なエピソードがあり、石材店にとっても深い学びが込められている。今回の建墓物語は、神奈川県横浜市の霊園「横浜メモリアル」に、愛犬のクッキーちゃんと一緒に入れるお墓を建立された、鈴木聡さん、晶子さんご夫妻の物語、また、昨年、埼玉県入間郡にある「地産霊園」にお墓を購入された、東京都豊島区で息子さんと和菓子屋「松露 ことぶきや」を営んでいる古川アツ子さんに、お墓を建立された経緯などについてお話を伺った。

4面 「大蔵山スタジオ」に社名変更
伊達冠石、紀山石の採掘元として知られる山田石材計画株式会社は、今年4月1日より社名を大蔵山スタジオ株式会社に変更した。ホームページやパンフレットなどで本格的に発表していくのはこれからとのことである。石材業界においては非常に大胆な社名変更だといえるが、その意図や今後の展望等について同社代表の山田政博氏に聞いた。

5面 石材新聞・記者が聞く「今さら聞けない石材の基礎知識」Vol.10/究極のトラブル「サビ」に挑む!(前編)
石材トラブルのなかで、きれいにケアすることがハードといわれるサビ。これから3回に渡って、“石ドクター”こと新田倖石氏がサビ現象の仕組みやメンテナンス方法を徹底解説。究極のトラブルといわれる難問に挑みます!

8面 五百羅漢づくりを目指して
栃木県宇都宮市東戸祭の曹洞宗祥雲寺(安藤明之住職)境内の一角で、毎週土曜日午後1時から一般の人たちが集い、五百羅漢づくりに取り組む「羅漢の会」が開かれている。この石仏教室の講師を務めるのが同市の㈲こんの石材店専務取締役・金野敏明氏。「羅漢の会」の取り組みなどについて取材させていただいた。

9~13面「石材組合・団体レポート」
今年5月~6月に行なわれた全国各地の石材組合・団体の総会(活動内容等)を紹介。紹介している石材組合・団体は以下の通り。全国石製品(協)、全国建築石材工業会、愛知県石材(協)、京浜石材問屋組合、岡崎石工品伝統工芸士会、讃岐石材加工(協)、静岡県石材組合青年部、東京石材工業(協)、(協)岡崎石製品工場公園団地、一般社団法人日本石材産業協会・三重県支部、岡崎石工団地(協)、福島県石材事業(協)、岡崎石製品工業(協)、一般社団法人日本石材産業協会・愛知県支部、栃木県石材組合連合会、稲田石材商工業(協)、一般社団法人全国優良石材店の会・パートナー会員活性化委員会、兵庫県石材商工業(協)、横浜石工事業(協)、岡崎石製品(協)連合会、岐阜県花崗岩販売(協)、大阪府石材事業(協)、真壁石材(協)、埼玉県石材業協会技能士会

16面 石材店のための法律講座
ある石材店からの相談です。「当社はお墓工事の施工を下請に出していますが、先日、下請業者がクレーンを使用して墓石をお墓に設置していたところ、誤ってクレーンが倒れて、隣のお墓を壊してしまいました。下請業者には安全を心がけるよう常に注意していたのですが、当社には隣のお墓の所有者に対し、法的責任を負うことはあるのでしょうか?」弁護士・戸部秀明先生に回答いただいています。

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