石材新聞ニュース 2015年2月25日号

1面 都立八柱霊園を都議員と視察/全優石・石産協・全石協三団体合同で
去る2月13日、一般社団法人全国優良石材店の会(吉田剛会長)、一般社団法人日本石材産業協会(射場一之会長)、全国石製品協同組合(太田明理事長)の業界三団体が合同で東京都立八柱霊園に開設された合葬式墓地の視察会を行なった。今回の視察には一昨年に発足された都議会自民党霊園問題研究会の会長である高橋信博都議も参加し、東京都霊園課2名が対応にあたった。

2面 庵治石ソムリエ養成制度「女子会」研修開催
香川県・庵治産地の庵治石開発㈿、讃岐石材加工㈿、㈿庵治石振興会の三組合の若手でつくる石翔会(太田惠氏会長)では、去る1月24日、庵治石販売のプロ営業員を養成する「庵治石ソムリエ養成制度」の第5回研修を開催した。今回は初の試みとして参加者を女性限定として企画。接客や電話応対など女性が担当している石材店も多く、「女性業界人の方たちにも、庵治石販売の強力な存在になっていただければ」という趣旨で開催された。

3面 「rooms30」に「AJI PROJECT」出展
去る2月17日~19日の3日間、東京・国立代々木競技場第一体育館において、ファッションとデザインの合同展示会「rooms 30」が開催された。年に2回行なわれているこのイベントは2000年にスタートしたもので、今回で30回目を数える。国内外のさまざまなクリエイターたちがブース出展するこのイベントに、石材業界からは唯一「AJI PROJRCT」が出展した。

4面 岡崎産地青年部が小学校で石に関する事業実施
岡崎石工団地協同組合の青年部=青年経営者協議会(磯貝泰隆会長)が協力した愛知県安城市立桜井小学校6年生の卒業記念「石のモザイク壁画」制作、協同組合岡崎石製品工場公園団地・青年部(杉本修一会長)が行なった岡崎市立梅園小学校での「石屋さん出前授業」の様子を紹介。子供たちに石に興味を持ってもらう良い機会にもなっていた。

6面 1月の「花崗岩(製品)」輸入通関実績発表
財務省ではこのほど2015年1月の輸出入通関実績を発表した。これによると花崗岩「製品(墓石を含む)」輸入量は5万396トンで前年比33.3%減、金額は62億6764万8千円で前年比29.2%減となっており、昨年からの減少傾向が続いている結果となっている。

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5面 石材新聞・記者が聞く石材の基礎知識「黒ずみを除去する・後編」
13面 丁場レポート「砂でも『岩石』?②」
13面 石造美術の基礎知識「円形の塔身②」
13面 これからの墓「大震災4年目」
14面 石材(原石)標準相場表(2015年2月現在)