石材新聞ニュース 2014年2月25日号

1面 北木島の石工用具・国の登録有形民俗文化財に
国の登録有形民俗文化財に岡山県笠岡市「北木島の石工道具199点」が選ばれた。これらの石工用具は北木中学校の北木石記念室に保存・展示されているもので、明治から昭和の採石・加工道具などが一式揃っている。

2~4面 マンスリー特集「ガラス墓石の可能性」
墓石にガラスを採り入れた「ガラス墓石」がここ数年で建立実績も増えている。新しい選択肢の提案のひとつとして、売上単価アップや新規市場開拓のためのアイテム・素材として注目を集めているといえそうだ。今回はメーカーや商社が開発している主なものを取り上げながら、それを建立した石材店の実例を盛り込み、「ガラス墓石」の可能性を探ってみた。

6面 売り手の姿勢を通してお墓の魅力を伝える
熊本市の西山石材㈱では、お客様から必要と思われる石材店を目指し、正しいお墓とは何か、どうすれば良いご供養のお手伝いができるかを常に意識しながら、日々研鑽しているという。西山社長に同社の取り組みなどについて話を聞いた。

7面 地元で活躍する岡崎研修卒業生の今!
愛知県岡崎市の㈱犬塚石材本店、畔柳石材店、㈱近藤石材店、㈲磯貝彫刻でつくる岡崎石工技能研修生グループの卒業生が、いま地元でどのように活躍しているのか。今回は㈲磯貝彫刻で修業した島根県松江市・㈲岡本石材店の岡本光平さん(28)を取材した。

13面 全優石免震工法実験報告会を開催 
一般社団法人全国優良石材店の会では昨年12月17・18日の二日間、鹿島技術研究所西調布実験場(東京都調布市)において「全優石免震工法」でつくった原寸墓石モデルでの加振試験を実施。その報告会が2月13日、東京都品川区のアリエル五反田会議室で開催された。2月6日・7日と福島県郡山市で行なわれた総会内容と合わせて紹介する。

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