石材新聞ニュース 2014年1月25日号

1面 石垣修復工事始まる/福島県白河市の国指定史跡・小峰城跡
平成23年3月11日に発生した東日本大震災により石垣10ヶ所が崩落した福島県白河市郭内の小峰城跡(国指定史跡)で現在、石垣の積み直し工事が行われている。今回の修復にあたり、白河石の大量需要に応えるため、白河石材事業協同組合(田中茂組合長)が窓口になって石材の搬出を行っている。

3面 石の質感、味わいを活かす独自の製品・空間づくり
岡崎産地の㈲ストーン上一は伝統的な石灯籠をはじめ庭園資材など様々な石製品を手がけているほか、独自の加工・施工技術を活かし、様々な石工事にも対応。著名温泉旅館での石工事など、その実績は多岐に及ぶ。上野孝一社長に現在の取り組みなどについて聞いた。

5面 お墓に込める“想い”の素晴らしさを伝えたい
インターロック㈱では同社のデザイン墓石を建立したお施主を対象に、お墓づくりに込めた“想い”を綴った作文を募集・表彰する「想い入れのお墓大賞」を企画。昨年、その第一回目となる選考が実施された。同企画の開催意図、成果などについて吉田岳社長に話を聞いた。

7面 お墓を通じて伝えたい「供養の心」
愛知県刈谷市の㈲いづか石材店は江戸時代に創業、これまでに二百年以上続く老舗石材店。故人への想い、供養の気持ちを大切にしたお墓づくりを心がけており、顧客一人一人との信頼関係を重視した姿勢を徹底している。同社の取り組みについて猪塚高章社長に話を聞いた。

13面 イタリア職人シリーズ/民宿レストランを“石づくし”に
イタリアの石職人シリーズ6回目となる今回は、これまでの取材の中でも最も現役経験が長いスタンコさん(1939年生まれ/74歳)を取材した。2007年に石材業から退いたそうだが、丸54年間の経験を活かし、デヴェタクさん一家が経営する民宿のレストラン地下倉庫(ワイン貯蔵室)と民宿全体を石造りに改築した職人としても知られている。

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2面 お墓の歴史と現代社会「ネアンデルタール人は何故埋葬を始めたか」
2面 お寺活性化入門「お寺の永代供養墓事業を診断すると」
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14面 丁場レポート「初日の出を拝みながら考えたこと」
15面 石造美術の基礎知識「石造美術の細部・格狭間④」
15面 これからの墓「芸術家の墓」