石材新聞ニュース 2013年11月25日号

1面 第51回技能五輪全国大会
手技能者たちが腕を競い合う「第51回技能五輪全国大会」が11月22~25日までの四日間開催され、「石工職種」は愛知県岡崎市・石嶽石工業㈲で修業中の中島雄大さんが優勝した。今大会は、千葉県幕張メッセをメイン会場に全14会場で競技が行われ、各都道府県から選抜された満23歳以下の若手技能者1127名・全40職種の選手が参加。若手の技能日本一を競った。

2面 10月までの花崗岩「製品」輸入量・前年比4%減
財務省ではこのほど2013年10月までの石材輸出入通関実績を発表した。これによると墓石が含まれる花崗岩「製品」輸入量は合計60万6216トンで前年比4%減、金額は655億5799万3千円で前年比21.8%増。過去の輸入量との比較、「原石」の輸出入動向等もあわせて紹介する。

3面 技能五輪は自分自身を成長させてくれる場
第51回技能五輪全国大会「石工職種」で見事優勝を果たした中島雄大さん(21)。技能五輪全国大会には一昨年の第49回大会より連続出場しており、3度目にして念願の優勝を手にした。中島雄大さんに今回の大会を振り返ってもらった。

4面 庵治石の生産、加工、流通プロセスを明確に
香川県高松市・庵治石(大丁場)の採掘業者5社でつくる『庵治石普及部会』では、広く「庵治石」の普及に努めると共に、商標登録「庵治御影 庵治石」の管理も行っている。その取り組みについて、同会理事長の三好康治氏、副理事長の岡谷明照氏に話を聞いた。

5面 九州の銘石「内垣石」(福岡県)丁場を訪問
九州・福岡県で採掘される「内垣石」は青味を帯びたきめ細かい石目を特徴とし、硬質で艶持ちも良く、石材店ユーザーからも「吸水率も低く、経年変化が少ない」といった評価を得ている。11月中旬、採掘元の㈲大束石材工業所を訪れ、丁場を訪問させていただいた。

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