石材新聞ニュース 2012年5月5日号
5月5日号の主な掲載内容
1面 慰霊と復興への希望託し「千年の舟」設置
茨城県石材業(協)連合会(堀政美会長)では、東日本大震災の慰霊と復興への想いを込め、昨年5月から震災復興モニュメント「千年の舟」制作に着手。同年11月に行われた「いばらきストーンフェスティバル」会場で一般来場者約500名に、それぞれの想いをノミで彫ってもらうなどの工程を経て、このほど同県大洗町のアクアワールド茨城県大洗水族館の敷地内に寄贈。去る4月22日に除幕式が行われた。
2面 石材店のための法律講座
質問「500万円以上の石工事をする場合、建設業の許可が必要だと聞きました。これは建築の石工事だけでなく、お墓の工事も同様に必要なのでしょうか。また、墓石の商品代だけで500万円を超えるような場合、仕事としては確実に500万円を超えるものになるのですが、このような仕事を請け負った場合も建設業許可が必要になるのでしょうか?」弁護士の戸部秀明先生に回答いただいています。
3面 【小売店レポート】「個客」に対応するスタッフの総合力・㈲山秀石材
埼玉県三郷市にある㈲山秀石材は主に霊園・寺院墓地における墓石販売・施工を中心に行っており、堅実な業績を見せている。同社は32年前に創業。社員18名を率いる郡篤一郎社長に現在の受注状況や独自の取組み、社員教育に対する考えなどについて聞いた。
5面 「建墓物語」仲村春夫さん(沖縄県宜野湾市)
今回の建墓物語は沖縄県宜野湾市お住まいの仲村春夫さんのエピソードをご紹介する。仲村さんが中頭郡中城村の公園墓地「中城メモリアルパーク」に白御影石を使用した、区画面積5㎡の墓石を建立したのは昨年12月のこと。仲村さんが建墓を決意したきっかけ、お墓に込めた想いなどと共に、沖縄奈良ではのお墓文化についてもお話いただいた。
11面 135才使用・万成石の墓石「夏木ルミ子さん墓所」
広島県広島市安佐南区平和台団地内の「平和台やすらぎパーク沙羅苑」に昨秋、135才の見事な総万成石製の墓石が建立された。墓所の間口は約10m、奥行き2m。石碑本体の総高さは2.2m、前幅2.1、奥行き1.4m。同墓所は、主に女性が自分らしく生きていくための講演活動をボランティアで行っている「かがやく女性の輪」が建立したもので、一昨年秋に亡くなった同会代表の夏木ルミ子さんのお骨が納められている。
14面 瀬戸内石工のこころ見聞記
14面 石材店の先にいるお施主の笑顔のために~メーカーマンの想い~
15面 石材店の基礎知識「伽藍について③」
15面 接客のかたち「欲しいときに欲しいものがあるのはうれしい」
15面 塩田結のお墓大好き日記「女学生、反戦の碑」
16面 石造美術の魅力「宝篋印塔の話110」
16面 これからの墓「天皇と土葬」