石材新聞ニュース 2009年1月5日号

1月5日号の主な掲載内容

1面 清宮家之墓(東京霊園)
平成20年6月、東京霊園に建立された清宮家の墓所。石碑(洋型3.0尺×2.3尺)、墓誌に庵治石、外柵に栄州石を使用している見事な出来栄え。同墓所は、京都の高雄をイメージして造られた東京霊園の特撰庭園墓域「もみじ苑」に建立されており、ゆとりある空間に調和する洗練されたデザインが印象的で、美しく上質なやすらぎを感じさせている。建立者は㈱テージーケー社の会長。同社は自動車部品の開発・設計・製造、及び販売など独自の製品開発力と技術力、自然環境との共存を考慮した製品作りで、国内はもちろん欧州、米国、中国、韓国などワールドワイドな展開を行い絶大な信頼を得ている。デザイン・施工は須藤石材㈱(本社=東京都)。

2面~12面 新年ご挨拶掲載
日本石材産業協会・井口健二会長、全国石製品工業(協)連合会・瀧伸弘会長、全国優良石材店の会・吉田剛会長、全国石材技能士会・小川長四郎会長、アイエスグループ・並木喬会長、全国石材メンテナンス協会・新田倖石会長、JC石材部会・森田浩介部会長、(社)北海道石材協会・沖野貞夫理事長、埼玉県石材業協会・小澤瑛会長、石川県石材組合連合会・長谷川建史会長、京都府石材業(協)・佐藤幸男理事長、中信石匠組合・伴吉宏組合長、神戸市石材商工業(協)・春山昌展理事長、山口県石材加工(協)・中村重雄理事長、富山県石工技能士会・浦島清行会長、山形石工(協)・吉田敏勝代表理事、墓地景観創造研究会・吉田朝夫代表幹事、秋田県石材研究会・吉田宣雄会長、㈱イシフク・望月威男会長、岡崎石製品(協)連合会・磯貝和汪会長、(協)庵治石振興会・村井高廣代表理事、讃岐石材加工(協)・漆原憲和代表理事、滋賀県石材組合連合会・岸田学会長、長野石材(協)青年部・中沢和明会長、北海道ストーンクラブ・山本信夫会長、福建省石材行業協会・許栄旗会長

13面 あなたの心の響く感動の「お墓」物語
今回ご紹介するのは、国松石材㈱田中秀樹常務さんが建立されたお墓のお話です。同社は江戸時代半ばの享保二年(1717年)、始祖である国松仁右衛門が筑前・博多の地で石の扱いを生業として始め、290年余続く老舗。墓石、記念碑、鳥居、灯籠、神社仏閣の石工事をはじめ、近年では霊園の開発、各霊園の紹介など、石材業を通して人々と社会に密着した数多くの仕事を手がけています。そんな地域と密着して信頼を得ている同社の田中常務に、家族の愛情が一杯詰まった心温まるお墓のお話をご紹介いただきました。

14面 この霊園の魅力「彩の国&川越フォーシーズンメモリアル」
今回レポートする埼玉県さいたま市の「彩の国フォーシーズンメモリアル」と川越市の「川越フォーシーズンメモリアル」は、いづれも霊園というものに対する従来のイメージを一新した高級公園墓地。共通するコンセプトは“ハイグレードな欧風霊園”。英国人デザイナー、マーク・チャップマン氏の監修の下、霊園全体のデザインに荘厳な雰囲気と芸術性を同居させ、四季の移ろいが美しい、趣きあふれるやすらぎの空間を創出している。際立つ個性を放つ、この二つのフォーシーンズンメモリアルをレポートしている。

15面 特別インタビュー・天の河事業部・筒井政人氏
あるがままの魅力を引き出す“世界にひとつ”の『天の河』
天然石にしかない模様・色合い・目合い・風合いを最大限に活かした墓石ブランド『天の河』。誰にでも直感的にわかる、天然材ゆえの唯一無二の存在感を特徴とし、見る人の感性に訴えかける墓石として注目を集めている。全国各地での展示会等にも積極的に出展しており、ストーリー性を重視したブランドコンセプト、石素材の持ち味を最大限引き出す石工の想いや情熱、環境配慮をも考慮した「石」に対する考え方など、様々なメッセージを付加価値とする新たな「お墓」スタイルを提案。このPR活動の先頭に立つ、天の河事業部の筒井政人氏(青木石材(協)参事)に、『天の河』ブランドにまつわる“ストーリー”の数々や、「石」に込める想いなどについて聴いた。

20面 新・芳雄橋が見事に完成 1200トンの石材を使用 
福岡県飯塚市の中心部を流れる遠賀川に架かる新・芳雄橋がこのほど見事に完成、去る11月29日、関係者多数が参加して「芳雄橋渡り初め式」が行われた。今回新しく完成した芳雄橋は平成15年7月19日、同地域を襲った集中豪雨で旧・芳雄橋の橋脚が決壊したため、これまで仮設の橋を使用してきた。その後、国土交通省九州地方整備局遠賀川河川事務所により、2年間にわたって新・芳雄橋の新設工事が進められてきた。この新橋の完成で飯塚市のシンボルがもう一つ加わったことになる。

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