石材新聞ニュース 2008年 5月25日号
5月25日号の主な掲載内容
1面 四川大地震による影響 石材工場の一部で労働力不足を懸念
去る5月12日14時28分(現地時間)、中国四川省の成都から北西約100キロにあるブン川(せん)県を震源地にマグニチュード8の大地震が発生。その被害の大きさは連日マスコミで報じられていることでもうかがえるが、今回の地震が、今後の日中石材業界にどのような影響を与えるのか。弊紙で日本向け石製品製造の中心地・福建省内の石材企業20社に確認したところ、全体的に「大きな影響はない」との見解だったが、中には「復興支援が進められることから、一時的に労働力不足になるかもしれない」といった意見もあった。
4面 日本の銘石をDVD・ホームページで紹介
福島県内の石材採掘業者で組織する福島県石材事業協同組合(理事長=鈴木忠幸氏)では、先頃同組合に加盟する24社が採掘する“福島の石”をDVDにまとめて製作、PRを開始した。このところ、国内回帰の兆しが見える中、「福島にもこんな良い石が採れますよ!」とDVDを製作したもので、昔からの銘石「浮金石」など、同組合に所属する24社の採掘場・加工場・製品見本などをあますところなく紹介している。各社とも山石屋さん自らが登場し、自分たちの言葉で“ふくしまの石”を紹介。採掘場のロケーションと相まって非常に心温まる内容になっている。すでに石材店、商社などで好評だ。
5面 この霊園の魅力③ 神奈川県「ヒルズ川崎聖地」
神奈川県の北東部に位置する川崎市麻生区の岡上地区は、南側を横浜市青葉区に接し、三方を東京都町田区に囲まれた川崎市の飛び地である。大部分が市街化調整区域と農業振興地域に指定されているため、今でも農村的風景が多く残っているのが特徴だ。スタジオジブリ制作の映画『平成狸合戦ぽんぽこ』の舞台にもなった多摩丘陵の一部を構成しているため、全体的に標高が高めとなっている。今回紹介する「ヒルズ川崎聖地」は、その名の通り、丘陵の上に広がる花と緑と彫刻の公園墓地。今号では同霊園の魅力をお伝えしている。
7面 みちのく銘石 芝山石 採掘元=(有)藤井石材工業を取材
福島の銘石として知られ、みちのく銘石のひとつでもある「芝山石」。福島県東部に連なる阿武隈山系の南部・芝山で採掘されていることからこの名称で呼ばれる白みかげ石。いわき市、古殿町、平田村にかかる地域で、巨大な芝生地帯のある山頂付近を中心に、ハイキングコースやキャンプ場などもあって一般客が丁場の様子を見ることができるロケーションにある。今号では芝山石の丁場を訪問し、(有)藤井石材工業・藤井社長に近況などを聞いた。
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1面 石のかたち164 あの世の城主は誰?熊本城を模ったお墓完成
3面 石材店の基礎知識113 仏具について「須弥壇」
3面 心あたたまる「接客のかたち」
顔や名前だけを覚えるのではなく、付随情報もあわせて覚える
13面 皇居の石と石垣【Ⅲ】
14面 アジアのエネルギー体感の一週間「ベトナム・カンボジア」紀行⑨
15面 吉河功の石造美術の魅力「五輪塔の話⑧」
15面 これからの墓73「水景施設」 林宏美氏