佐賀県 | |||||||
佐賀県の石の歴史も古く、神籠石の遺跡を佐賀市と武雄市に残している。現在では佐賀の石といえば、唐津石、天山みかげが有名。墓石材ほか、碑石、土木材などとして使用されている。
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長崎県 | ||||
日本最古の眼鏡橋といわれる寛永11年完成の長崎眼鏡橋をはじめ、諫早、平戸にも数多くの石造アーチ橋が残っている。また長崎の石畳は広く知れ渡っている名所である。各地より様々な石材が産出されるが、現在では諫早石の採掘が報告されている。
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宮崎県 | ||||
宮崎県の石では、宮崎市平和公園に聳える記念塔が世界各国の石材を使用していることで有名である。この塔は皇紀2600年うぃ記念して建立され、日本全国をはじめ諸外国からも石材を収集して構築されたもの。県内で採掘されている石材は、清武石、飫肥石など。
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鹿児島県 | ||||
鹿児島には、水道橋として有名な通潤眼鏡橋や鹿児島市内の甲突川に架けられている五つの眼鏡橋などが有名。いずれも石造アーチ橋として土木技術の粋を感じさせ、その造形は見事。市内で安山岩の花棚石、また大隈半島の根占町から県内唯一の大隈白御影石が産出されている。
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沖縄県 | ||||
沖縄県の石は、沖縄本島、宮古島、西表島など、いずれも中・新世層の上に琉球石灰岩とよばれるサンゴ石灰岩に覆われている。琉球石灰岩の一部はトラバーチンと呼ばれ、装飾用に用いられ、国会議事堂にも使用されている。
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