岡山県 | |||||||||||||
岡山県の石では、全国的に有名な北木石と万成石があり、花崗岩の主要産地である。北木石は北木島から産出し、大阪城の石垣や靖国神社の大鳥居でも使用されている。昔から大材が採掘される石山で知られている。
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広島県 | ||||
広島県の石では、国会議事堂の外装材として使用された議院石が有名である。この議院石が産出する倉橋島は全島花崗岩からなっており、石量も豊富にある。
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山口県 | ||||
徳山港の西南約50キロの黒髪島から産出する徳山みかげが有名。この徳山みかげは、大坂城構築の天正年間から採石されている。また秋吉台付近からは、日本国内では珍しい秋吉大理石が産出されている。
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香川県 | |||||||
香川県は良質の花崗岩が産出することで全国的にも有名。日本最高級といわれる庵治石をはじめ、青木石、小豆島石など豊富な産出量を誇っている。石の歴史は、小豆島を中心に大阪城構築に際して大量の石材を採掘したことに始まり、今日に至っている。
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愛媛県 | ||||
愛媛県の石では今治市の北に位置する大島から花崗岩が大量に産出し、大島石と呼ばれ、昔から有名である。今治市を中心に鎌倉時代から南北朝時代にかけてつくられた五輪塔や宝篋印塔などが多く残り、その材としても、この大島石が使用されている。
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