石川県 | |||||||
金沢城の城壁や兼六園の雁行橋に使用された戸室石、凝灰岩では小松市から産出される滝ヶ原石、日華石があり、北陸近辺で豊富な使用実績を持っている。
|
福井県 | ||||
福井県の石は笏谷石が有名である。その歴史は古く、起源はおよそ1300年前と推定され、日野川、足羽川、九頭竜川等の河川改修工事のために改修されたのがはじまりといわれている。
|
愛知県 | ||||||||||||||||||||||
日本の三大産地の一つ、愛知県岡崎は1000年以上前から石彫品が売られていたといわれ、岡崎城の構築を期に大きな発展を遂げてきた。産出する花崗岩も種類が多く、それぞれの石目には特徴がある。豊田市から産出される花沢石、足助みかげも有名。
|
岐阜県 | ||||
県の東南部にあたる恵那郡地方が花崗岩の主産地として知られている。現在では主に蛭川石、笠木石の採掘が行われているほか、花崗岩の庭石として採掘されている木曽石は愛・地球博でも豊富に使用されている。
|
京都府 | ||||
京都市を中心とした附近の山や川から良質の石材が産出され、社寺の優れた石像美術品や名園に見られるように、石の利用は非常に多い。鎌倉時代より産出されていた白川みかげをはじめ、貴船石、鴨川石など幻の銘石とよばれるものも多い。
|
大阪府 | ||||
大阪では、古代石材ともいえる河内の二上山周辺から産出した松香石の粉末を含む凝灰岩が歴史的に古く、古墳時代の石棺や石人、石馬の加工材として用いられている。また奈良時代にも法隆寺をはじめ、寺院の土台石や灯篭などにも使用されていた。現在では能勢黒みかげ、和泉砂岩が産出されている。
|